「異情」な人々

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「異情」な人々

  • 著者名:和田秀樹
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • フォレスト出版(2024/12発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
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  • ISBN:9784894517691

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内容説明

◆感情コントロール不能の
「困った人」のかわし方・付き合い方
「攻撃的になる」「暴言を吐く」
「必要以上にキレる」「理屈が通じない」……。

近年、「感情」に振り回されて、
思考停止・暴走する人が急増しています。

秘書に対して
「このハゲーーーー!」の暴言を吐く国会議員。

自らの「離婚騒動ネタ」を
動画サイトやSNSで公開してしまう芸能人。

このような「感情コントロール」不能の
「困った人」は、政治家や芸能人だけでなく、
あなたの職場や家族にも多く潜んでいます。

そのような「感情に振り回される人」の精神構造とともに、
かわし方・付き合い方を説き明かしたのが本書です。

◆「異情」とは、
精神科医の第一人者として知られる著者の造語です。

言葉の定義は、
「人間の合理的思考を奪う感情」。

「異情」状態に陥ると、
「感情コントロール」ができずに、
言動が暴走する状態を引き起こします。

あなたのまわりの
「異情な人」に振り回されない、
自分が「異情な人」に陥らないための
エッセンスが詰まった1冊です。

◆気になる本書の内容
本書の内容は以下のとおりです。

第1章 「異情」状態とは何か?
・「仮説」が感情を振り回す
・「異情な人」が感情を表すとき、どんな形で出てくるのか?
・空気を読んで、「異情」になることがある
・「異情」な人に足りない力
・「メタ認知」が働かないと、幼稚な人になる
・「異情」を回避するネガティブ感情の「デトックス法」

第2章 あなたの感情を振り回す「異情な人」の正体
・「克服課題」「争点」が見えない
・感情的言動の「加減」「軌道修正」を知らない
・何かと「高圧的態度」「上から目線」
・「多数派=正義」を疑わない
・思考回路を窒息状態にする「かくあるべき思考」
・過剰な「自己愛」を持っている
・「理由の一元化」で迫り来る
・あらゆる選択肢を消して、「二者択一」で判断させようとする
・感情的な言葉で必要以上に相手の不安感を煽る

第3章 あなたは大丈夫?「正情な人」がしていること
・結論を急がず、いくつもの可能性を考える
・正しい「和」と「グローバル化」を知っている
・時には「感情抜きの勘定」で考える
・不安にも喜びにも、落とし穴があることを忘れない
・同調圧力を増幅させる「無関心」を避ける
・自分に湧き上がった「異情」状態をエネルギーに変える

第4章 「異情」に巻き込まれないための対処法
・「決めない」「「わからない」という判断が「異情」行動を回避する
・「自分をモニタリングしてくれる人」を持つ
・「もたらされた情報」は絶対ではない
・「無関心」の表情と「ポーカーフェイス」は違う
・「いなす」という効用
・「逃げる」というオプションを使う
・この脳内物質を活性化させて「寛容」を手に入れる
・感情に振り回されない「お酒」の作法
・忘れてはいけない感情もある

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

10
和田さんの造語だという「異情」という言葉。「人間の合理的思考を奪う感情」のことを指すらしい。その「異情」について、ありとあらゆる説明と対処が書かれていた。一通り読んで思ったことは、やはり「異情」は誰にでも起こること。 とにかく自分だけがどうこうしたってしょうがないんじゃないの?という疑問。もっと素直に読めればよかったのだけれど、一つ引っかかったら全ての内容が薄く見えてしまった。おそらく経験や物事の捉え方の価値観があまりにも違い過ぎるからなのだと思う。ただ「仮説」が感情を振り回すというのは納得できた。2018/01/19

Ted

3
'17年8月刊。×クズ本。テープ起ししただけのような安直な作りで内容が薄い。手垢のついた表現が多く文章がまるで練られていない。「異情な人々」と勝手に名付けているが、こんな連中は大昔からいたので目新しくも何ともない。昔からあった「ピッタリの言葉」が差別用語だ何だとくだらんことをゴチャゴチャ言ってくるうるさい世の中になってきて使えなくなってきたから言い換えているだけで、実態そのものが新しいわけではない。例えば「突発性激怒症」なんていう異常な奴もこれに分類されると思う。2017/10/19

2
政治的な内容が印象的だった。後藤田さんかっこいい。なんだかあれだけ主張したってあっさり実行されてしまうことって多い。色々と引っかかるテーマなのでまたよく読みたい。2017/09/26

滝原夏希

1
異常ではなく、異情。著者の造語なのだが、その定義は論理的、合理的思考の回路をすぐに遮断して、感情的判断だけで言動を行う、ということらしい。 この本によると昨今の日本の政治家、世界の偉人といわれる人々(アスペルガー・発達障害を持つと言われている)がそれに当てはまるらしい。要は無関心では何事も変えることができない、ので時には感情的になることも必要、ということらしい。だがその反面、政治家を「幼児性」が高いとこき下ろしている点をみると中庸が一番ということを言いたいのだろうか?2021/01/26

Aiko Handa

1
かっとならずに冷静に判断することが懸命なことはよくわかります。筆者の政治のありかたに対する憤懣がちょくちょくはさまって、内容がボケてしまう印象でした。もう少し集中した内容で読みたかったかも。2018/05/24

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