非常識な本質

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非常識な本質

  • 著者名:水野和敏
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  • 特価 ¥825(本体¥750)
  • フォレスト出版(2024/12発売)
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  • ISBN:9784894515802

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内容説明

◆世界の超VIPを魅了する水野和敏氏とは何者か?
日産のレース監督時代は全戦全勝の偉業を成し遂げ、
エンジニアとしてはポルシェ、フェラーリを超えた
世界初のマルチパフォーマンス・スーパーカー「日産GT-R」を開発しました。
クルマ好きにとっては、まさに「神」。
しかし、水野氏のスゴイのは実績だけではありません。
その実績を残すまでの「過程」――つまり仕事への取り組み方が常人離れしているのです!

たとえば……、
・あえて通常よりも少ないヒト・モノ・カネ・時間で仕事をする
・好きなことを仕事にしようとする人間は雇わない
など、非常識なものばかり。

しかし、これこそが仕事で成功するための「本質」なのです。
「本質」を見つけさえすれば、誰であろうとレースに勝てるし、
世界最高のクルマ日産GT‐Rを開発することができると水野氏は語ります。

もちろん、水野氏が身を置いていたクルマ業界にかぎらず、
「本質」はあらゆるビジネスシーンに隠れており、だれでも見つけることができます。
『非常識な本質』では、この本質の見つけ方、使い方を、読者の皆様にお伝えしていきます。

本書を読むことで、「自分の仕事」ができるようになります。
上司とケンカをしても勝ち、自分のやりたい仕事の提案ができる唯一の武器が「本質」です。
本質でものを言えば、役員がなんと言おうと、会社のルールだろうと、
みんなに、「なるほどね、そうだよね。それ以外答えはないよね」と言わせられる力があります。
そして、社内での理想のポジショニングも確立できるのです。

◆もしあなたがモノをつくる人なら・・・
本書を読むことで、最小の資源で、世界最高のものがつくれるようになります!
水野氏は「日本人と日本の文化のもつ力と国際競争力」の証明のため、
クルマといういちばんハードルの高い商品で全力を尽くしてきました。
その過程で、常識に覆い隠されてきたビジネスの「非常識な本質」をいくつも発見し、
バリューとは一線を画す、モノづくりにおける新たな日本の戦略のヒントを得たのです。

◆これが「非常識な本質」だ!
「本質」を見つけるには、常識にとらわれていてはいけません。
必ず、常識を越えた向こう側にあるからです。
・勝つためには予算と人員の削減が必要
・世界一の楽しさを知っている人は、世界一苦しんだ人
・日本製は評価されていない
・ヒット商品は99パーセントの反対から生まれる
・エリートほど使えない
・ヒト・モノ・カネ・時間の過剰はチームを崩壊させる
・好きなことを仕事にしたいという人は絶対に成功しない
・公式書類の定説はつねに嘘
・いちばんデキる人間に作業させるな
・学校の勉強はしてはいけない
・高級品は恒久品…etc.

◆目次
第1章 非常識な本質
第2章 はみ出し者が生きる道
第3章 「お客様は神様」の本当の意味
第4章 世界一を目指した型破りな開発
第5章 答えはいつも会社の外にある
第6章 ブランドの正体

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すしな

41
073-24.Youtubeの自動車レビューの動画が面白くて、本を読んでみたのですが、車を通して物事の本質をどう見るかという普遍的なテーマの本でした。パッケージングという言葉がよく出てきたのですが、スペック上の値が高いからと言って使いやすいかというとそうではなく、レースの話もありましたが、車の最高速度を上げるよりもピットインした時の時間を短縮した方が、勝つ確率が上がるというのは目から鱗でした。GT-Rも普通のスーパーカーと違って普段乗ってて楽しいという車自体もいいのですが、販売方法も面白かったです。2024/07/30

ざっく

10
最近は、明確な指標を作り、数値的な評価を繰り返し、改善していく、という考え方にハマっている。著者もA3用紙2300枚書いたエピソードや、能数の数値を明確にしたエピソードなど、同じようなことをやり切っているように感じる。大事だとわかっていても、やり切れないのは、かかる労力が途轍もない上、評価がはっきりしてしまうのが怖いからだろう。もっと感覚を言葉にして、指標と向き合っていかなければという想いもありつつ、軽く楽しく諦めの気持ちを持って仕事をしている今も良いんだよなという想いもありつつ。2022/07/18

チャー

6
慣習に捉われず周りから非常識と言われることの中に実は本質的なことがあると著者は説く。新しい事に取り組むときに失敗を考え始めたら物事は前に進まないという点や、できないことを理解し予め準備をするという点は勉強になる。自動車の開発の話を例に記された部分は車に疎い自身でもわかりやすく、開発に大切な視点が多く述べており大変参考になった。高級を恒久と捉える見方や、アフターサービスに対する予防整備という考え方はなるほどと思う。やりたいことを他人に押し付けてはいけないという一言は、仕事への心構えとして大切だと思いました。2020/03/01

ANUNYAPHUM

6
日産の決算が「自動車会社6社中唯一の営業減益」というニュースや、新車販売ランキングの日産の悲惨さを目にしながらの読了。 水野さんの考え方のすばらしさの反対側に、日産の内部の問題点が浮き彫りになっている。 水野さんの考え方は汎化できると思いますが、サラリーマン社会では厳しそう…?でも多いに感化されました。 一般の女子並な車の知識しかなくても、GT-R乗ってみたくなりました♡2013/11/09

芸術家くーまん843

3
『非常識な本質』水野和敏・著 フォレスト出版毎日クルマに乗っていると、ど素人にも、どのクルマが特別で、どのクルマがそうでないのか、何となくわかってきます。元日産GT−R開発責任者、水野和敏さんが書いた、『非常識な本質』です。エンジンとトランスミッションが通常のコストの10分の1、開発メンバーの人数が5分の1、ヨーロッパで買うと5000〜6000万円はするはずの性能と仕様が、800万円程度で買える…。本書では、そんな非常識なクルマを実現してしまった著者の創意工夫、目のつけどころ、実行力のすごさが、余すところ2013/08/02

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