「日本人の日本語」を考える

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「日本人の日本語」を考える

  • 著者名:庵功雄【編著】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 丸善出版(2024/12発売)
  • ポイント 32pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784621307649

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内容説明

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「日本語を母語とする日本人同士」のコミュニケーションを考察する:専門家と非専門家のコミュニケーション、行政、マスコミ、ビジネス、医療、介護、大学教育、国語教育等で求められる日本語、さらには英語や他の言語「わかりやすいことば」の国際事例を取り上げ、これからの日本社会における日本語の姿を考える。

目次

第I部 プレイン・ランゲージ(わかりやすいことば)とは
1章 日本語母語話者にとっての「やさしい日本語」:プレイン・ジャパニーズ
2章 海外の動向ープレイン・ランゲージをめぐって
第II部 日本語母語話者の日本語の問題
3章 現代文から見た日本語母語話者の日本語の問題
4章 ビジネスにおけることばの問題
5章 企業社内文書における「わかりにくさ」の背景---企業におけるプレインジャパニーズの課題
6章 韓国における公共言語と公共言語政策
第III部 専門家ー非専門家のコミュニケーション:わかりやすいことばと社会
7章 医療におけることばの問題
8章 介護におけることばの問題
9章 司法におけることばの問題---放送メディアと裁判用語
10章 行政におけることばの問題
11章 定着していない外来語への対応---「『外来語』言い換え提案」で取り上げられた語の新聞での使用実態の分析
第IV部 ことばと教育
12章 国語教育から見たことばの問題
13章 「やさしい日本語」を支える「マインド」とその育成
第V部 プレインさの光と影
14章 マスメディアにおけることばの問題
15章 政治家のことば:プレインさとポピュリズム
16章 メディアリテラシーから見たことばの問題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリータ

7
◆2022年11月刊。16編を収録。◆「やさ日」に関する授業の予習に。この種の論文集が玉石混淆なのはよくあることだが、主要概念たる「プレイン・ランゲージ」を紹介するはずの②の記述はいただけない。主要概念の定義や歴史の前に、SDGsなどの付加的・背景的な説明が続くが、これは当該文章で批判されている(かつ疑わしい日本(語)文化論に基づいた)「結論を先に最初に提示せず、背景からだらだと述べるスタイル」ではないのか。さらに悪いことに、他の収録文章と違って、文中に先行研究等への参照がされておらず、大変使いにくい。2023/05/02

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