いかにして問題をとくか

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いかにして問題をとくか

  • ISBN:9784621045930

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内容説明

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1954年(昭和29年)に初版を刊行して以来、半世紀の時を超え読み継がれている不朽の名著。未知の問題と出会った時の解決方法を数学的論理プロセスで順を追って解説してゆく。数学の世界だけでなくビジネスシーンなど実社会で起きている課題の解決にも応用できる書としてその評価は時とともに高まっている。

目次

まえがき
目次
序 ポリアの問題解決4 つのステップ
1 帰納的な発想を用いる
2 定義に帰る
3 背理法(帰謬法)を用いる
4 条件を使いこなしているか
5 図を描いて考える
6 逆向きに考える
7 一般化して考える
8 特殊化して考える
9 類推する
10 兆候から見通す
11 効果的な記号を使う
12 対称性を利用する
13 見直しの勧め
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

59
もう50年以上前の刊行書籍ですが、問題に相対した時の気の持ちようから戦い方、そして実務的な解法まで、哲学的な思想書にも似た参考となる点がいくつも眠っている気がします。何度も部分部分で読み返そうと思います。2020/09/21

B.J.

23
未知のものは何か、与えられているものは何か、条件は何か、これらの質問は極めて一般的なものだが、どんな種類の問題についてもたずねることができる・・・本文より。2023/06/06

masabi

21
【概要】数学を例にとった問題解決の古典。【感想】評判だけ知っていて読んでいなかった一冊。かつて散々に悩まされた問題集の問題と模範解答のギャップ、問題文から解決の糸口を見つける方法がしっかりと書かれており、読んでいて得心した。数学以外でもある問題に取り組んだ後に問題過程結果を振り返ると学びがある。振り返りの見返りに問題解決の知見が貯まり、次の問題の手掛かりとなり、問題を解決する、という好循環を組み上げることを目指す。2020/04/05

baboocon

20
数学の問題を解く際のアプローチのしかたを説いた本。「未知数はなにか」「既に解かれた似ている問題がないか。それを利用することができるか」「条件は全部考慮したか」といった問いかけをしながら問題にあたるのは力がつくと思う。ただ・・・50年以上前の本なので文体が古くて読みづらいことこの上ない。他の方々も感想に書かれているが睡魔との勝負だった。せっかくの良書であるならそろそろ新訳を出すべきなんじゃないのかな。2011/11/20

kubottar

17
長らく積んでいた本だったが、きまぐれに問題を解こうとページを開いてみたところ、読むのが止まらなくなりました。昭和29年の本だけあって読みにくい部分もあったが、それも1つの味。この本は最初から読むと疲れるので問題から解いてみましょう。2012/05/14

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