内容説明
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電気回路は電子がその働きを担っているにもかかわらず、その基礎となる電磁気学との関係性が体系的に述べられることは多くありませんでした。本書では、マクスウェル方程式から伝送方程式を導き、そのうえで回路理論との接続を行います。それによって、回路を電磁気学現象としてとらえ、回路理論と伝送理論の本質を学ぶことができます。回路の問題を解くにあたっては、ラプラス変換のような高度な数学を使わず、数値計算で解く直感的なアルゴリズムで説明しています。数値計算や結果のグラフ表示はプログラミング言語Pythonで記述し、それらをウェブサポートページで付録として提供しています。工学部、理学部、企業の方々に向けて、電気回路と伝送線路をより合理的に学ぶ方法を提案する1冊です。
目次
第1章 集中定数回路の基本素子と基本方程式
第2章 微分方程式を用いた回路問題の解法
第3章 交流定常状態と複素インピーダンス
第4章 電気回路の定理と基本回路
第5章 行列を用いた回路表現
第6章 集中定数回路の数値計算法
第7章 電位と電流の基礎であるマクスウェル方程式
第8章 マクスウェル方程式から導出した伝送線路理論
第9章 伝送線路理論における電位係数と誘導係数
第10章 伝送線路の数値計算法
第11章 伝送線路でのコモンモードと電磁ノイズ
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