一人から始めるユーザーエクスペリエンス

著者名：Leah Buley【著】/長谷川敦士【訳】/深澤大気【訳】

丸善出版（2024/12発売）

• ISBN：9784621089514

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

ＵＸに取り組み始めたい人や組織への導入がうまくいかずに悩んでいるチームに向けて書かれた実践的なガイドブックです。ＵＸを進めるうえで組織ではありがちな「専門家のサポートが得られない」「時間がない」「予算がない」といった問題へ対処するためのノウハウを著者の豊富な実務経験に基づいて紹介します。また、ＵＸチームのつくり方から運営方法まで詳細に解説しており、入門的でありながら専門家にも役立つというバランスを実現した一冊です。

目次

第 I 部　マインドセット
1章　ユーザーエクスペリエンスとは
2章　UXを始める
3章　チームビルディング
4章　自分自身とキャリアを育てる
第 II 部　実践
5章　現状把握と計画立案
6章　ユーザーリサーチ
7章　デザイン
8章　テストと検証
9章　普及させる
10章　今後の展開
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[閑居]

「理解のない人たちのために働くのは、もううんざりだ」ー著者のリア・バーレイは、掲示板に投稿されたUXデザイナの悲嘆から語り始める。彼女はユーザエクスペリエンス(UX)を「いかにそのテクノロジーが使いやすいかどうか」と定義し、UXをデザイン、リサーチ、グラフィック及びフロントエンドなどを含む広大な複合領域ととらえる。彼女の言を借りれば、UXデザイナのマインドセットがこの雑多な領域を1つにまとめ、27のメソッドがUXデザイナのマインドセットをすべての関係者に影響を与えるのに役立つだろう。

2019/03/19

[おいくろ]

第二部「実践」以降のフェーズごとの手法紹介が有益だった。UXデザインの実践をしていく中でワークショップ設計に非常に悩んでいたのだが、この本からいくつか解決のヒントを得ることができた。ただ裏を返すと、実践経験がない人が読んでも響かないかもしれない。少なくとも入門書ではないと感じた。

2016/02/10

[tk]

文章があまりに直訳的で私には読みにくかったです。日本語の文の集まりにはなっているが文章にはなっていない感じ。 「一人から始める」「チームビルディング」のための本で、必ずしも易しい本ではなかったです。 世に存在するメソッドが羅列されているので、それらを他の文献で調べるための道標とするのには良い本なのかもしれません。

2022/03/16

[やまと]

リサーチからいろいろ学べる、課題抽出やリサーチ、アイデア、まとめなどいろんなシーンで見返えすとよさそう

2025/01/06

[smapx]

現場でつかえそう

2021/04/08