内容説明
2022年秋、著者は、パリ・南仏の街々を40日間レンタカーで旅をした。
パリの朝食のスクランブルエッグ、衝撃が走る至高のトリュフのスープ、 ゴルドの成熟した旨さの仔羊のロースト、エクス・アン・プロヴァンスの滋味深いムール貝のワイン蒸し、カシの濃厚なうま味のスープ・ド・ポワソン......
数多の美食に酔いつつ、ゴッホ、セザンヌ、ルノワール、マティスなどにちなむ街を訪れ、パリでは『ミッドナイト・イン・パリ』の撮影で使ったホテルの部屋に宿泊する――
五感で旅を味わい尽くし、記憶を呼び起こし、生と死を思索する名随筆。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Himiko
9
本屋で料理本のコーナーにあったような気がする。思わず一目惚れで買った本、ちょうど昨年夏に行ったアヴィニョン、そして行った事ある南フランスの旅だが、どこでも素敵なレストランにはいり、そしてそこで食す一流の料理を、圧倒的な舌、知識を持って表現。読むだけでその味を感じ、うっとりしてしまう。料理の一品一品をどうしたら、ここまで細かく表現できるのだろう、今年は、この本を持って南フランスの食事を楽しむ旅をしたい。2025/01/30
でかかのんちゃん
3
フランスの旅と食の随筆。 料理に対してこんな風に繊細に優しく魅惑的に、まるで恋愛をしてるかのように表現する著者は一体何者なんだ?とまず思った。 料理に関してもこうだ。すごくモテる人に違いない。 と、ネットで名前を入力してみたらああなるほど、やっぱりモテていた。 しかし、書いてある内容から30代~40代の人かと思ったら70代の時だろう旅。すごくバイタリティーのある人だとびっくりした。 フランスをドライブしながらホテルを転々とし、絵画と食の旅をする。ああ。フランスに行きたい。そして出てくる料理が美味しそう。2025/06/27
ブネ
2
【MEMO】 2022年秋、著者は、パリ・南仏の街々を40日間レンタカーで旅をした。 パリの朝食のスクランブルエッグ、衝撃が走る至高のトリュフのスープ、 ゴルドの成熟した旨さの仔羊のロースト、エクス・アン・プロヴァンスの滋味深いムール貝のワイン蒸し、カシの濃厚なうま味のスープ・ド・ポワソン… 数多の美食に酔いつつ、ゴッホ、セザンヌ、ルノワール、マティスなどにちなむ街を訪れ、パリでは『ミッドナイト・イン・パリ』の撮影で使った部屋に宿泊する― 五感で旅を味わい尽くし、記憶を呼び起こし、生と死を思索する名随筆。2025/01/21
あさづけ
1
フランスでの旅と食事の記録。 フランスを車で旅するの、いいなあ。芸術家たちゆかりの街にいつかは行ってみたい。この旅だけじゃなくて昔の話が書いてあるのもよかった。 ご飯の味が詳細に美しく書かれていて、お腹が空いてきた。2025/05/18
つくし
1
食に対してどこまでも貪欲。その描写の美しさとなまめかしさにため息が漏れる。食材の料理の美しさが目にうかぶようだった。著者と一緒にフランスを旅している気分になれる。ホテル、ビストロ、レストランでのやり取りもまた洒落ている。著者の絵画や芸術に対する知識も勉強になる。よい本だった。2025/03/25
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