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内容説明
超高収益企業キーエンスを貫く1つの根本的な考え方「性弱説」をあらゆる側面から解説―――。
今まで誰も真正面から取り上げてこなかったキーワードを、日々現場で忙しく働く若手から、たくさんの部下を束ねる管理職から経営者までのすべてのビジネスパーソンに向けて、キーエンス出身の著者がとことん掘り下げて伝えます。
本書は、性弱説の考え方と、キーエンスが採用する具体的な制度の成り立ち・役割を学びながら、自身の日々の働き方を改革する仕事術の本です。同時に、部下のやる気を引き出し、組織全体の成果・効率を高めるマネジメント・組織論の本でもあります。
著者はキーエンスの中枢である新商品・新規事業企画担当を長年に渡って任されてきた高杉康成氏。キーエンスを退職後、中小企業から大企業まで多くの会社を指導する中でずっと感じてきたモヤモヤは「キーエンスと他社の違いは何か」というものでした。
その答えが、「日々の活動が性弱説に基づいているのかどうか」。キーエンスの制度を細部まで解説し、一般的な会社とどう異なるのか、どういう視点を持てば変えていけるのかを丁寧に伝えます。
「キーエンスと同じ水準でできるわけがない」と躊躇する必要はありません。一部の分野だけでも、キーエンスの半分程度の密度で働けるものを持てれば、その人はその時点で、一般的な会社において間違いなく優秀な社員になっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kuma Shiro
2
性弱説と言う新たな切り口でキーエンスを解説していた。性善説は決められたルールなどは社員が必ず守るだろうという期待に基づいたものであるが、性弱説とはそうではなく、仕組みに仕組みを作ることによってルールや会社の方針を守らせて売り上げを実現していこうと言う考えであった。 性弱説の考えは非常に納得させられた。今後自分の会社の仕組みを作る上でも有効だと考えた。 ただ、この仕組みを維持していくキーエンスにおいて、マイクロマネジメントな部分もあるので、ついていくことが難しい社員もいると感じた。2024/12/23
Nog
1
①営業情報②仕様情報③開発情報。自分が入手している情報の性質について知る。2025/01/08