野菜は小さい方を選びなさい

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野菜は小さい方を選びなさい

  • 著者名:岡本よりたか
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • フォレスト出版(2024/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784894519657

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内容説明

■2万人のフォロワーの共感を呼ぶ著者が明かす、
誰も知らなかった野菜の常識とは――

あなたは、次の理由で野菜を選んでいませんか?
だとしたら、あなたの野菜選びは間違っています。

・JASマークが付いている
・有機栽培と表示がある
・無農薬だったら安心
・有機野菜だから安全
・オーガニックは栄養がある
・大きい野菜の方がお得
・色の濃い野菜は栄養価が高い
・みずみずしさは新鮮さの証
・甘味がつよいのは美味しい証拠
・形や大きさが揃っているもの

オーガニックや無農薬、有機栽培の野菜だったら、
「安全で信頼できて美味しい」と思っていませんか?

「化学肥料じゃなくて有機肥料だったら安全」
そんなふうに思っていませんか?

そんなことはまったくありません。

オーガニックや有機栽培の表示の基準は
実に曖昧であり、農薬や化学肥料を使った野菜でも、
オーガニックと表記する場合があります。

有機栽培やオーガニックは、
イコール無農薬と思い込んでいる人も多いと思いますが、
それはかんちがいなのです。

また、「化学肥料ではなく有機肥料であれば安全」
というのも間違っています。

どう作られた有機肥料なのかが、ポイントになります。

そのことを知っている消費者はまずいません。

そもそも、手つかずの自然のなかで、
植物は、肥料を与えられながら育っているでしょうか?

「自然のなかでも動物たちの糞や死骸が植物の生長を助けている」
と考えることはできます。

では、田畑に撒かれる動物由来の有機肥料の量は、
自然のそれと比べて、適切でしょうか?

人間の手が入れば入るだけ、
土のミネラルバランスは壊れていきます。

バランスが壊れるから、
農薬が必要になり、肥料が必要になります。

「無農薬無肥料」で作られた野菜を食べる。

それが、最も健康で安全な選択です。




■「スーパーで安全な野菜を見分ける方法」
「信頼できる野菜の入手方法」がわかる!

無肥料無農薬の野菜は、
自然栽培や自然農とも言われ、
そのよさが徐々に広まっていますが、
まだまだ手に入りにくいものです。

生産者と直接つながって、
購入することがベストですが、
スーパーなどで買わざるを得ないことも多々あるでしょう。

そこで、本書では、消費者のみなさんが、
スーパーなどで簡単にチェックできる、
安全な野菜の見分け方をまとめています。

ぜひ、あなたの暮らしに取り入れて、
美味しく健康な食事を楽しんでください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Daisuke Oyamada

26
オーガニックや無農薬、有機栽培の野菜だったら、「安全で信頼できて美味しい」と思っていないか。「化学肥料じゃなくて有機肥料だったら安全」そんなふうに思っていないか。そんなことはまったく無いと断言しています。  オーガニックや有機栽培の表示の基準は実に曖昧であり、農薬や化学肥料を使った野菜でも、オーガニックと表記する場合がある。有機栽培やオーガニックは、イコール無農薬と思い込んでいる人も・・・ https://190dai.com/2024/05/13/野菜は小さい方を選びなさい-岡本よりたか/2024/05/11

ひめぴょん

7
哲学を感じる野菜を育てる手法の考察本。地球を汚さない、自分を偽らない、自然に抗わない生き方を追求した結果のようです。土は生物たちの屍、農業は「命のリレー」という表現に物事の本質を見ようという気持ちが伝わってきました。我が家では節約精神から無肥料栽培を結果的にやっていますが、イチゴはナメクジが食べるくらい小さいけれどおいしいものができるようにはなりました。なかなか面白い考え方でした。自然界では、肥料も与えないし、耕さないし、除草もしないけれど植物は元気に育っている。→山を散歩して病気の植物を見ることはありま2021/01/01

J.T.

6
家で自然栽培するべく、読む。おいしい野菜の選び方など、勉強になる。微生物によって作られる環境は土も腸は同じ。地球は生命の死骸によって環境が作られてきた、など、なるほどなと思う。著者が見る植物の世界はやさしい愛に満ちている。2020/11/10

茶幸才斎

6
無肥料・無農薬栽培を実践する筆者が、肥料と農薬は土壌の微生物叢を破壊し作物の健全生育を阻害する、有機肥料も生成過程で化学物質の混入が疑われるので有機栽培がすべて安全とはいえない、遺伝子組換作物は企業による種子の特許を通じた食料支配である、として、肥料・農薬過多な農産物の不自然さと危険性を訴え、健全な野菜とはどういうものか解説している本。善い悪いではなく、我々が日々口にする食べ物に何を求めるか、という価値観の問題である。それを判断するには、土で育つ野菜を見る、または自分で野菜を作る体験をすべきかもしれない。2016/06/26

yoneyama

5
食には興味ある方ながら農業にはさほど知識もなかったほぼ初心者として、肥料の農薬、菌根菌と昆虫の話など、理屈から、無農薬や有機栽培の意味が整理出来ました。人造物が及ぼしたものからのフリー化は、生涯テーマなので、面白かったです。来たる定年後に自然農法で自家用野菜を作ってみたいです。2021/12/09

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