読まずに死ねない哲学名著50冊

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読まずに死ねない哲学名著50冊

  • 著者名:平原卓
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  • 特価 ¥660(本体¥600)
  • フォレスト出版(2024/12発売)
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  • ISBN:9784894519640
  • NDC分類:130

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内容説明

■読まずにぼんやり死んでいくなら、
読んでもがいて生きていきたい!

『ソクラテスの弁明』『君主論』『人間不平等起源論』『死に至る病』……
タイトルだけは知っているという人は多いはず。
そして、のほほんと生きていたら、ほとんどの人は死ぬまで読むことがないでしょう。

しかし、それって人生においてとんでもない損失なのでは……!?
歴史に試されながら今なお読み継がれているこれらの著作は、まさに人類の叡智の結晶。
読んで少しでも血肉するか、しないかで、人生の密度は大きく違ってくるはずです。

「満足した豚であるより、不満足な人間であるほうがよく、
満足した馬鹿であるより不満足なソクラテスであるほうがよい」
――『功利主義論』J・S・ミル

☆本書は、そうしたコンセプトのもと、社会を、
そして人生を豊かにする50冊の名著を厳選、解説しています。

知識がなくてもどんどん読める!哲学入門の決定版!

そもそも哲学者=文章の達人ではないし、
独善・独断で書き散らす哲学者も少なくないというのも理由の一つです。
だから、「読んで理解できないのは自分がバカなのでは!?」と自信喪失する必要はありません。

とはいえ、本書では歴史的な背景や専門用語を徹底的にフォロー、
高校生レベルの知識でも理解できるように内容を噛み砕き、
哲学名著50冊の要点を的確に紹介!
「そうだったのか!」と膝を打つ解説の連続です!

●目次
まえがき
哲学歴史チャート
哲学書を読む前に知っておきたい5つの心得

第一部 古代ギリシア――宗教から概念による世界説明へ
01『ソクラテスの弁明』プラトン/02『饗宴』プラトン/
03『パイドロス』プラトン/04『国家』プラトン/
05『形而上学』アリストテレス/06『政治学』アリストテレス

第二部 中 世――キリスト教神学に取り込まれた哲学
07『人生の短さについて』セネカ/08『告白』アウグスティヌス/
09『神学大全』アクィナス/10『君主論』マキャヴェリ

第三部 近 代――普遍性を探求する
11『方法序説』デカルト/12『情念論』デカルト/
13『リヴァイアサン』ホッブズ/14『エチカ』スピノザ/
15『モナドロジー』ライプニッツ/16『人間知性論』ロック/
17『市民政府論』ロック/18『人性論』ヒューム/
19『人間不平等起源論』ルソー/20『社会契約論』ルソー/
21『純粋理性批判』カント/22『実践理性批判』カント/


第四部 現 代〈I〉――ニーチェ~ハイデガー
28『悲劇の誕生』ニーチェ/29『道徳の系譜』ニーチェ/
30『権力への意志』ニーチェ/31『空想より科学へ』エンゲルス/
32『時間と自由』ベルクソン/33『プラグマティズム』ジェイムズ/
34『現象学の理念』フッサール/35『イデーン』フッサール/


第五部 現 代〈II〉――メルロ=ポンティ~デリダ
41『行動の構造』メルロ=ポンティ/42『知覚の現象学』メルロ=ポンティ/
43『存在と無』サルトル/44『悲しき熱帯』レヴィ=ストロース/
45『エロティシズム』バタイユ/46『人間の条件』アーレント/

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Vakira

48
敬愛する映画「2001年宇宙の旅」繋がりでニーチェの「ツァラトゥツトラはかく語りき」は読んだことはあったが、哲学書など読んだことがなかった。この題名「読まずに死ねない」だと。という事で哲学書50冊のダイジェスト紹介読んでみた。デカンショ~節の「デカルト」「カント」「ショーペンハウエル」が当然紹介されると思いきや、ショーペンハウエルの哲学本は紹介されてなかった。読まなくても良いってことだな。プラトニックラヴとの単語になっているプラトンとかアリストテレスの哲学書は読んでみたくなった。2017/03/17

西

41
古代ギリシャあたりは面白かったのだけど、近代、現代となってくるに従って、文字は読んでるけど中身が頭に入ってこなくなってしまった…。読解力不足を痛感。何か哲学書を読みたくなった時の手引書としよう2017/04/12

さら

37
どうしてこの本を読もうと思ったのか、私・・・(苦笑)。 哲学って難しい、と思っていたけれど、前より分からなくなった気がします。 こういうことをグルグルと考えていると頭が疲れます。やっぱり若い時でないと! ちなみに、哲学書を読む心得。①あきらめずに、粘り強く、自分の頭で考えながら読む。②動機をすくい取るように読む。③繰り返し読む。④仲間と読む。⑤名を残した哲学者だからといって必要以上に畏敬の念を抱かない。 だそうです。  この50冊全ては読めないかもしれませんが、何冊かはいずれ挑戦してみようかな。2016/08/15

黒猫

32
ようやく読み終えた。しかし、再読しようと思う。ソクラテス、プラトンあたりの古代ギリシャ哲学はこの本で理解ができる。セネカも読んだことがあるから、フムフムと順調に読み進めた。しかし、1日100ページが限界で頭をフル回転して理解に努めた。その結果、会社で寝るという失態を犯した(笑)50人もの哲学者たちが私に襲いかかってくる。言葉も独特で慣れないことだらけだ。特にカントからいきなり難しくなる。カント、ニーチェ、ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、フッサールはもう一度読まないと理解が深まらない。読む価値がある本だ。2017/02/24

なつ

31
けっこうしんどかった。何度も何度も前に読んだページを振り返った(特に後半)。古代から現代にかけて発表された哲学の名著50冊を網羅。わかってたけど難解で深すぎる世界だ。そういう本はほとんど読んだことがないからなおさらですね。哲学がどのように発展してきたかの年表は役立ったかな。教養関連の本は一回読んだだけではダメだな。購読考え中。2019/05/21

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