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内容説明
【「嫉妬」と上手に付き合う技術】
「嫉妬心」は、
私たち人間の心に「感情」があるかぎり、
物心がついたときから老年期まで、
一生付き合っていく感情です。
喜怒哀楽につづく、
「第5の感情」ともいわれます。
ただ、「嫉妬」というと、
どちらかといえば、
隠しておきたい、見て見ぬふりをしたい、
「やっかいな感情」という
ネガティブなイメージがつきまといがちです。
でも、付き合い方次第で、
自己成長の原動力にもなるのが
この嫉妬心です。
そんな嫉妬との
正しい付き合い方について、
女性人気カウンセラーが、
カウンセリング事例を交えながら
わかりやすく解説しています。
嫉妬する人、される人。
人間関係に悩む人。
嫉妬のエネルギーを
仕事やプライベートに活かしたい人。
いずれの方にも
お役に立つ内容、満載です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kayak-gohan
24
筆者は産業カウンセラー。3,000人以上のクライエントの相談事例をもとに嫉妬という感情が起こる心のメカニズムや五種類の嫉妬があることを分かりやすく説明している。自己肯定感が低い人ほど嫉妬にとらわれやすいという考え方を基点にして、自分を愛して認めることで「自分は自分、他人は他人と」考えられるようになり、それが結局は他者への尊重に繋がると説く。嫉妬する側だけでなくされる側の特徴にも目が向けられており、筆者の洞察の深さには学ぶところがあった。2017/09/23
mitsu
12
"嫉妬"は喜怒哀楽に加えた第5の感情、としているのがおもしろかった。人はどんなとき嫉妬し、嫉妬されるのかを説明し、その対処法について述べた一冊。嫉妬とは人を羨むきもちと妬むきもちが混じり合い変化したもの。端から見た嫉妬は見苦しいけど、自分のことだと確かにどうしようもなく苦しいよね。でも嫉妬を感じたときこそ我が身を省みるチャンスというのには納得です。あと、自己顕示欲と自己肯定感は反比例ってのも。わたしの場合たいてい自己嫌悪に落ち着いてしまうのだけど、プラス思考で新しいチャレンジにつなげていくといいそうです。2015/02/02
鞠子
3
一気読み(^ ^)友達が読みたいと言っており、先に買いました。(笑)嫉妬は喜怒哀楽に並ぶ第五の感情。目新しい観点からは分析されていない気もして少し残念ですが。実例?が極端ですが、実話でしょうね。いかなる感情も良くも悪くもなく、そのままでいいのかという点には、まあ、微妙に納得。日本人は、嫉妬深い国民性というのは分かります。調和を重んじるばかり、逆に、他人の目が気になるわけですね。“嫉妬する人は仕事も恋も上手くいく”うーん…それ、言い過ぎ?な気がしなくもないです。(笑)この帯で釣られて買う人は多いかな。2014/08/05
まなみ
2
昔から嫉妬深くて自分の悪意に近い感情と付き合っていくのが本当に嫌だった。そんな気持ちで手に取った本。嫉妬は自分の中の問題なのだと改めて認識された。最近少しずつセーフティーネットができてきていて、気持ちが楽になっていたのだと気付いた。もっとセーフティーネットをつくって自分を大切に満たしながら成長していきたい。嫉妬がみんな持っている感情だということに救われた。また嫉妬を抱えたらいい方向に進めるようにまたこの本にご教示願いたいと思う。2016/02/06
岩崎 堅悟
2
心理カウンセラーの著者が「嫉妬心と正しく付き合い、そのエネルギーを自己成長の原動力にしていく方法」について記した書物。著者は「『羨望(憧れ)』と『妬み』が混ざり合い進化したもの=『嫉妬』」であり、「嫉妬心に苦しむ=自己肯定感(自分の価値観)が低い」と定義している。「自分の価値観を十分に理解し、信念を持ち続け、努力している人は、他人を妬む生活とは無縁」「人に依存したままでは、満たされることはない」との指摘、目から鱗が落ちた。充実した人生を歩んでいくためにも、「謙虚に自分自身を磨き続ける」ことが大切だと実感。2014/07/05
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