講談社文庫<br> つむじ風のスープ The cream of the notes 13

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講談社文庫
つむじ風のスープ The cream of the notes 13

  • 著者名:森博嗣【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 講談社(2024/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065366912

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内容説明

人の意見を聞くまえの方が、自分の声を正しく聞けるチャンスだ──。

これまで自然に脳内スルーしてきた日々の疑問やちょっとした違和感。
ぶれない人気作家・森博嗣が自由に、縦横無尽に傍若無人に解体する。
「薬指の役目」から「生きる価値」までフルレンジの書下ろしエッセィ。
第13作はひと味違います!

「温かく見守る」というのは、具体的にどのような行為なのだろう?/
自分が自由になるのは自分だけ。/白衣を着たことはない。犀川先生も白衣は着ない。/
長期的な方針は抽象的なほど良いし、短期的な計画は具体的な方が多少ましだ ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

練りようかん

25
一般化された良し悪しとは反対の人もいる、そしてその価値観はいつ逆転するかわからないもの。締め切りはあった方が楽だし、長期的な方針は抽象的な方が良いというのも年をとるほど実感することで、うんうん頷きながら読み進めた。新しい気づきを得たのは35と40。特に後者は直近のフジテレビ問題と重なり“刺さったタイトル”とメモしたが、後にドキッとする指摘が。森作品に触れていると風潮にのまれてると自戒できるのが嬉しい。五十嵐氏の書かれたように、森節でしかしまらないネジ穴があるんですよ。次巻も待つ。ぱしぱしの謎は残る。2025/01/24

ニョンブーチョッパー

19
★★★★★ 毎年楽しみにしているシリーズ。細く長く続けていただけたら嬉しいなあ。2024/12/20

だのん

17
難しく考えなくてもいいことで、ウジウジと考え続けてしまう自分。ストレートに簡単に考えて、自分の好きなもの、やりたいことに素直に生きていけばよいのかなとスッキリしました。2025/07/24

akira

16
「『マイナス三歩前進するとは』といいながらオーバに回れ右して『逆方向へ三歩進むことである』と、ジェスチャな面白かった」2025/01/01

えいなえいな

14
毎年おなじみのつで始まるシリーズ。ご本人もおっしゃっているように、若干哲学めいた内容になっています。特に気になったのはいずれコンピュータが人間と同じ生き物になるという件。人間はそれを許容できるだろうという考えでしたけど、現代の技術力ではシンギュラリティの問題はもう乗り越えてしまっているのかもしれません。あと今回ふと思ったのはなんとなく考え方がイチローに似ているな、ということ。イチローのインタビューを聞いていると似たような感じを受けます。どちらも自分の好きな事を優先順位の一番に考えている天才ですね。2025/02/02

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