大学講義 交渉システム学入門

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大学講義 交渉システム学入門

  • 著者名:木嶋恭一【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 丸善出版(2024/12発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784621075463

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内容説明

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交渉とは、自らの立場を実現させたり、相互関係を強化発展したりするために行われる広い意味のコミュニケーションであり、ビジネス、政治、外交などあらゆる状況に見いだされるものである。本書は、最近ブームとなっている賢人の知恵の集大成や、すぐに役立つ様々な交渉のテクニックではなく、社会のあらゆる場面に現れる交渉という事象をより深く体系的に考察するために、多様な具体的な交渉を抽象化して一般的な定義を行ったうえで、交渉を「交渉者が広い意味で相互作用(インタラクション)する一つのシステム」としてモデル化し分類し、そのようなモデルの分析を通して、固有で新たな洞察を得ることを目指す。第1部と第2部は、基本的にゲーム理論をベースにして交渉の構造と過程のモデルを紹介している。特に、ハイパーゲームモデルとドラマティックモデルは、英国の研究者とともに我が国では著者が中心になって提唱する、ゲーム理論の枠組みを拡張した最新のモデルである。また、ランドスケープ理論は、エージェントベースシミュレーションの典型的な方法であるが、ここでは著者らの研究成果の一端も紹介した。第3部は、最近関心の高まっている参加型意思決定を対象にしている。そこでは、様々な利害関係者と専門家などによる、いわば「集団熟慮」が期待されているが、ここでは複数者間の交渉とその支援について、著者が直接関わった体験をベースに、モデルと方法論の視点から解説している。いずれも、モデルと事例とをバランスよく組み合わせて、理解しやすい内容になっている。

目次

第1講 オリエンテーション―交渉のシステムモデル学
第1部 交渉の構造モデル
第2講 水平的2者間交渉―交渉の基本構造モデル
第3講 ゲームの基礎概念―準備
第4講 2者間交渉の一般ゲームモデル
第5講 階層交渉モデル―外交と国内政治のモデル
第6講 交渉の戦略的マネジメント―状況適応的アプローチ
第7講 調停者を巻き込んだ交渉のモデル
第2部 交渉のプロセスモデル
第8講 交渉のドラマティックモデル―ポジションと脅しの応酬過程のモデル
第9講 コミュニケーションと理解の過程のモデル
第10講 提携形成交渉のシミュレーション―ランドスケープ理論
第3部 参加型集団熟慮交渉とその支援
第11講 参加型集団熟慮のシステムモデル
第12講 パネル型政策形成とシナリオワークショップ――参加型集団熟慮の支援
第13講 集団熟慮へのシステムアプローチ
参考文献
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

56
交渉学はアメリカなどの大学にはカリキュラムが結構ありますが、日本ではまだ少ないようです。この教科書は東京工業大学の先生が書かれたもので、読んでいて結構楽しめました。交渉学はゲームの理論、行動経済学、意思決定論などが混ざっているもので、個人ばかりの交渉のみならず、企業間、あるいは国家間などでも役に立つものです。もっと大学でも教えていいと思いますが。2015/07/10

yuki obana

1
基本的な交渉の構造システムについてまとめられている。前半で基礎的な交渉モデル、後半での交渉プロセスモデルのモデリングや例についての説明がされている。2015/03/17

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