化学工学のための数学の使い方

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化学工学のための数学の使い方

  • 著者名:化学工学会【編】/相良紘【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 丸善出版(2024/12発売)
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  • ISBN:9784621088500

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内容説明

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物質や熱の出入りを分析、シミュレーションし、適切な装置を設計する化学工学において、数学は避けて通れない重要なツールですが、シミュレータの発達などで簡便に近似を得られるようになったため、数学が疎遠になり、原理原則の理解がおろそかになっている現状もあります。 本書は、そんな「化学工学に必須の数学」を、化学工学分野の方にとってなじみの深い題材を例に出しながら、優しい語り口でまとめた数学の復習書です。数式の読み解き方や、定式化、解法のテクニックなどを、ポイントを絞ってまとめることで、効率よく数学を学びなおすことができます。

目次

第1話 分数と指数はあなどれない化学工学の基本
第2話 物質の状態を簡潔な表現に導く対数と逆関数
第3話 現象をスマートに式化する恒等式に基づく次元解析
第4話 面倒な解析と計算には行列と行列式が便利
第5話 微分は事象を解析するための出発点
第6話 空間を移動する物理量は向きを持つベクトル
第7話 移動現象の解析に不可欠な関数の近似
第8話 物質と熱と運動量移動を体現する三次元非定常式
第9話 双曲線関数で描かれる温度分布と濃度分布
第10話 装置制御の基軸となるラプラス変換
第11話 流動解析のベースはナビエ-ストークスの運動封方程式
第12話 非定常現象の解析が得意な偏微分方程式
第13話 分子の運動と拡散に関係深いガウス積分と誤差関数
第14話 拡散や振動現象を表すキーとなるフーリエ級数
第15話 フーリエ変換は波動方程式などを解く有力な手段
第16話 円筒物の伝熱解析を支えるベッセル関数
第17話 拡散方程式を数値計算に導く差分方程式
最終話 数学の厳密さとグレーゾーンのある化学工学
演習解答
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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数学の用途が書かれているので非常に良いと感じた。ナビエ−ストークス運動では流動解析のベー、非定常現象の解析にはラプラス方程式などの偏微分方程式、波動方程式に使うフーリエ変換による弦の振動について、ベッセル関数による温度変化についてなどについて書かれている。行列の使いやすさについては終盤で、クラメル法はせいぜい四元連立一次方程式までと書かれていた。球形触媒内の濃度分布を表す式については解析8以降の知識が必要であると感じた。2014/11/17

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