内容説明
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わが国で技術者倫理の教育が始まって10年以上になるが、今までその教科書には技術倫理の先進国である欧米の事例がもっぱら使われてきました。今回、わが国のプロフェッショナル・エンジニアを代表する機関である日本技術士会のメンバーの実務経験の中で集められたより身近な事例が一冊の本となって刊行されました。 業種を絞らず多岐の技術分野にわたり、重要な倫理問題となった事例を取り上げ、事実関係の概要と経緯、争点、判断基準、考察、結論というフォーマットに則った構成で、わかりやすく解説します。
目次
第1章 技術者の倫理ナビゲーション
第2章 事例-原則で分ける
2.1 公衆優先原則
2.2 持続性原則
2.3 有能性原則
2.4 真実性原則
2.5 誠実性、正直性原則
2.6 専門職原則
第3章 事例-義務で分ける
3.1 注意義務
3.2 規範順守(コンプライアンス)義務
3.3 環境配慮義務
3.4 継続学習義務
3.5 情報開示義務(説明責任)
3.6 忠実義務
3.7 守秘義務
3.8 自己規制義務
3.9 協同義務
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
1
技術士による技術者への教材。 日本の事例で分かり易い。 7原則、9義務の分類にもとづく記述もよい。 倫理的争点 技術的争点 法的争点 に分けているのもとてもよい。 別の技術、価格という視点での議論をしてみたくなった。2013/01/12
さな
0
ざっと自分の業務に関連する事例を読んだ。たとえば会社でケースメソッドなどの研修でこの事例を活用することはできそうである。しかし、どう行動するべきかまではかかれていないものもあるので、ファシリテーターの役割と倫理観が大切になりそう。2025/04/13
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