現代版 魔女の鉄槌

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現代版 魔女の鉄槌

  • 著者名:苫米地英人
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  • 特価 ¥935(本体¥850)
  • フォレスト出版(2024/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784894514461

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内容説明

15世紀に聖書を超える大ベストセラーが存在していた!
その名も『魔女に与える鉄鎚』。
そして、2011年6月、苫米地英人が
「人類の情報操作の歴史」「脳と情報」
「宗教とメディア」「新しいメディアと魔女狩り」というテーマを、
15世紀の大ベストセラー『魔女に与える鉄鎚』を通じて執筆した
『現代版 魔女の鉄鎚』ついに完成!



フェイスブック、ツイッターが、現代に魔女を生み出す!
あなたは「魔女狩り」と聞いて
「自分には関係ないこと」だとは思っていませんか?
 現代でも魔女狩りが始まっているのです!

魔女の存在が広がった背景には出版物という
【ニューメディア】の誕生がありました。
そして現在、グーテンベルグの印刷発明以来の技術革新といわれる
【ニューメディア】「ソーシャルメディア」が誕生しました。

それがフェイスブックであり、ツイッターの誕生です。

文字情報のメディアであり、口コミをもたらす機能、
刷り込み効果のあるメディアであるツイッターやフェイスブックは、
魔女狩り以上の恐ろしさを秘めているのです。

ソーシャルメディアの誕生によって、
誰もが情報を発信できるようになったことで、
魔女狩り広まったときの条件が整ったのです!



ソーシャルメディアはアンダーグラウンドメディア
さらに、このソーシャルメディアが恐ろしいのは、
【開かれているメディア】として認識されていることです。
じつは、このメディアは閉じられたクローズドメディアです。
なぜならフェイスブックもツイッターもみたくない物、
信じたくない物は見ないことができるからです。

真実かどうかも解らない情報が蔓延していき、誰もしらないところで、
【真実がウソになり、ウソが真実になる】のです。

本書のまえがきにも、こんな一文が紹介されています。

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情報量は膨大になり、情報経路は複雑になっていく中で、
多くの人は情報源をまったく見ないままに情報を受け取っています。
あまりにも膨大な情報が複雑に絡み合っていく中で、
私たちの脳は思考停止状態になり、
より【他人によってつくられた世界】が強化されているのです。
現代人はより【他人によってつくられた人生】を生きることを強いられ、
「自由」を奪われているのです。
そして、ツイッター、フェイスブックという【新しいメディア】は、
【他人によってつくられた人生】をより強化する作用があるのです
(まえがきより)

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本書では、15世紀の大ベストセラー『魔女に与える鉄鎚』が中世に与えた影響とツイッター、
フェイスブックが現代に生きる私たちに与える影響を比較しながら、
情報の洪水の中で【不自由な人生】を強いられている現代人のための
【自分でつくった人生】を生きるための方法を解き明かしていきます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トリオネア

25
資本主義は既に宗教へと変質している。四十にして惑わずと言う、色々な可能性を考える事なく1つの価値観のみで生きる奴隷の教え。増税のおかしさ。東日本大震災はマグニチュード8.3で想定外ではない。隠された4号機の爆発。内閣による言論封殺。天皇家もプロテスタント、カトリックでないと欧米列強の王室と対等に付き合えない。ヒトラーも持っていたBISに個人口座を持つ天皇。自民党の選挙資金に天皇家の金が使われていた?とか、興味深くて面白かった。苫米地英人さんの事は脱洗脳の人としか知らなかったが、他の本にも興味がわきました。2019/07/28

こも 旧柏バカ一代

15
魔女狩りの経緯を解説してから、現在の魔女狩り(Twitter等の炎上)について解説。 情報が氾濫している昨今。本物が見分けれない。それに踊らされる人が多い。 基本的に権力者は自らの手と金は使わない。 東日本大地震の復興税なんか良い例らしい。2019/07/02

うりぼう

15
なかなか装丁が重みがあって好き。印刷技術が生まれたときが、魔女狩りの始まり。誰かを追及したいときは、自分がそうなるのではという不安の裏返しなのかもしれない。密告社会は、疑心暗鬼の社会であり、正直者がバカをみる社会だという信頼を失った状況なのだろう。ツイッターやSNSによる新しいメディアが、情報量を加速させ、声の多いものに正義を感じる思考停止状態に追いやられる。情報の洪水から距離を置くことも大切。お金が欲しいという欲望のフィルターをかけて情報をみると誤るようで、私は、煩悩の塊であり、かなり難しい。色即是空。2012/03/15

更紗蝦

9
タイトルはまるでオカルト本か疑似科学批判本のようですが、前半はほぼキリスト教の歴史の話で、後半はメディア論が中心となっています。大事なのは後半の部分ですが、そこだけだと「こんなのは陰謀論だ」とか「本に書いてある事を信じるなという内容の本は矛盾している」という批判が出てくる事が容易に想像できるため、作者は敢えて中世のキリスト教の歴史と現代の出来事(この本ではたびたび福島第一原発事故の話が出てきます)を比較したのだと思われます。現在進行形の出来事よりも過去の出来事の方が、因果関係がはっきりしているのですから。2014/04/14

TheWho

9
中世末期にグーテンベルクの活版印刷による本の普及が、為政者の情報操作を生み魔女狩りが発生したと言う解釈と対比して、現在のIT革命によるSNS等の普及が、新たな情報操作、そして新たな魔女狩りが生まれているとのキリスト教の歴史や現在の世情を踏まえて言及する一冊。筆者は、新しいメディアが生まれるとき、必ず新しい「魔女狩り」が生まれると言う。そして巷に溢れる様々な報道や情報には、必ずある種の意図や権力が介在していると、中世の歴史を紐解き言及している。真偽はともかく陰謀の世界史とも言える興味深い一冊です。2013/12/05

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