内容説明
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読む、書く、聞く、話す――私たちは何気なくことばを使って意思疎通をしている。古代ギリシャ時代から始まったともいわれる言語学研究は、音韻論、形態論、統語論、意味論、語用論、応用言語学など、人間の営みにかかわる様々な分野に広がってきた。本書ではそんな言語学という不思議の国に魅せられた3人の英語教育の研究者でもある言語学者たちが自分たちの追い求める「白ウサギ」=不思議を紹介。表現や声の捉え方、世界の捉え方など、普段使っている中にこそ言葉の不思議は潜んでいる。音声から学習、思考にいたるまで、言語学・応用言語学への案内役となる一冊。
目次
はじめに ことばの国のアリス
第1章 発音変化に見る音と綴り字のズレ
第2章 魅力的な声の秘密
第3章 あいまいな日本語の私
第4章 切っても切れないことばと心
第5章 ことばを通して世界を見れば
第6章 オーストリアはオーストリア語?!
第7章 通じる英語と通じない英語
第8章 英語が上手くなるための心得
おわりに オズのことば使い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shinjuro Ogino
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初学者向けの言語学の本。知らないことも多く面白かった。 〇鼻濁音化、無声化は関西には無く、上京した関西人は苦労するらしい。 〇「いる」「ある」の違いは、生物、無生物だけではない。 〇日本語は出来事の前半部分(手段、開始)に、英語は後半部分(目的、結果)に着目する。例)英語で燃やしたというと燃えてしまったことだが、日本語では燃え始めたことも指す。 〇日本語は主観的事態把握、英語は客観的事態把握。例)「雪国」の冒頭の日本語は主観的、英訳だと客観的になる。 〇通じないには、音、意味、意図の3局面がある(略)。2020/04/06
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