モビリティーズのまなざし

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モビリティーズのまなざし

  • ISBN:9784621305652

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内容説明

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イギリスを代表する社会学者ジョン・アーリが現代社会の解明に挑んだ新たな分析概念の「モビリティーズ」。初学者にもわかりやすい形でモビリティーズ研究の事例を加えながら今後の発展を解説する。

目次

はじめに――グローバル化とモビリティーズ
【第I部 理論】
第1章 『存在と不在』と音響の価値創出
第2章 『モバイル・ライブズ』
第3章 物流スタディーズと『カーゴ・モビリティーズ』
【第II部 理論から実践へ】
第4章 時間のエッジにおけるグローバル・テレポイエーシス
第5章 パフォーマンスとしての〈まなざし〉、実践のなかの〈まなざし〉
第6章 マンガ・アニメに見る「自然」をめぐる論争
【第III部 実践】
第7章 見知らぬ人同士の〈つながり〉の変容
第8章 象徴権力としてのスポーツとジェンダー
第9章 死別の悲嘆が開くネットワーク
第10章 グローバル化と戦争のディスクール
おわりに――生物から見るモビリティーズの未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いたる

0
10の章と6つのコラムからなる、てんこ盛りの内容で、アーリの守備範囲の広さに打ちのめされた。いつかはアーリを履修しなければと思っていたので、本書のような読み物はありがたい。2021/08/02

ともり

0
色々な論点が含まれていて散乱している気がしつつ、モビリティーズという概念に含意されるものの多様性を考えるとこうなるのは必然なのかなとも思う。モビリティーズとは何かをもう一度勉強し直したい。2021/06/19

環世界

0
アーリの弟子である編者による論集。アーリに対する追悼論集の意味合いがあるのはわかるけれども、ちょっと内容が拡散しすぎですよねぇ。。。モビリティーズをタイトルにするなら本書独自のモビリティーズ観をきっちり打ち出し、それを軸として多角的に論じる方がいろいろ良かったのではと個人的には思う。2021/03/03

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