内容説明
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英語の勉強は、単に文法の知識を身につけ、単語の数をふやすだけでは十分とはいえない。というのも、その国の文化や発想の違いを知っておく必要があるからである。英語と日本語の発想や表現の違いが分かれば、英語力もかなり向上する。本書は、日常生活の中でよく使われていることばや表現を幅広く取り上げ、英語を学ぶ上で是非とも知っておくべき日本語と英語の基本的な相違点を明らかにしたものである。社会人から学生まで英語力アップをねらう読者には最適な一冊。
目次
1 「ただいま」はJust nowか ―日常・慣用語―
2 やかましい1はNoisy!か ―誤解を招く直訳―
3 太陽は赤いか黄色いか ―色のいろいろI―
4 red assは「赤いロバ」? ―色のいろいろII―
5 「女心と秋の空」 ―日・英ことわざ比べ―
6 「一石二鳥」は外国生まれ ―日本に「帰化」したことわざ―
7 日・英語を比べてみれば ―英語らしさとは―
主要参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rockwell
3
純日本語培養の私だって英語が分かるようになりたい。そんな思いから手に取った一冊だが、分からないものは分からない。そもそも文化が異なれば発想が異なるのも当たり前。英語圏の文化を知らないのに英語を理解しようとしても難しいものがある。なんでこんな発想になっちゃうの?と首を傾げながら読み進めた。私は理解できない苛立たしさを感じたまま生きていくのだろうか…。英語はThank You.の肯定から、日本語は「申し訳ない」の否定から出発する。色彩感覚や慣用表現にまつわる比較が専門的すぎず読みやすい。2014/01/09