内容説明
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まず自分で本屋へ行って、自分のお金を払って本を買い、それで「面白い」と思ったものについてだけ「面白いよ。この本」、とお勧めしたい。それがリンボウ先生の書評の立場である。専門書学術書のたぐいは取り上げるに及ばない。古くは『源氏物語』、はたまた鴎外先生の史伝小説があるかと思えば、アラーキーもアンネナプキンも出る、見よ、このリンボウ先生一流のヘソ曲がり的書物ワンダーランド!
目次
序章 書評子のアマチュアリズム
第一章 本と出会う―書評
第二章 読む方法について―文庫本解説
第三章 孤独な魂・丈高い英知―書物を巡るエッセイ
読書の効用 あとがきに代えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なお
14
図書館本。2017/09/24
KAZOO
3
林先生は結構古典についての書誌学的な分析をよくしておられます。この本もそれにたがわずかなり古典の中に踏み込んだ説明の仕方をされています。確かに書評集というよりも題名通り自分が読んだ本の備忘録のような感じがしました。また本が多くなって処分の仕方として超整理法の考えかたを取り入れられているのもおもしろいと感じました。2013/09/05
オールド・ボリシェビク
2
1995年刊行。リンボウ先生の書評エッセイである。リンボウ先生の書評する立場は、自ら書店に行ってお金を払って本を買い、読み、面白いと思ったものだけを勧める、ということ。正しすぎるほど正しい立場だと思う。つまらないものを紹介しても意味がないからなあ。だから登場する本もユニーク。アラーキー、撃墜王・坂井三郎の著書からアンネナプキンの歴史、アダルトビデオの世界などなどバラエティーに富み興味深い。なおリンボウ先生、大藪春彦のファンだそうです。2025/02/06
あーさー
2
林望さんの書評や、本にまつわるエッセイ、対談をまとめた一冊。基本は「けなさない」スタンスで、それでいて“注文”はつけているため好感が持てます。2023/10/23
MANOX
0
ネタバレにも程がある。2012/04/03
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