内容説明
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我々にとってもっとも身近で人気のある国、アメリカ。にもかかわらず、アメリカの素顔を知っている人は少ない。大統領選挙制度、議会、政治機構などから社会のしくみや生活上の身近な常識まで、在米大使館などに長く勤務した筆者ならではの、目からウロコが落ちる話題を満載。アメリカを理解するのに最適な一冊。
目次
まえがき
プロローグ
1 大統領―アメリカの顔はこうして作られる
2 連邦議会・議員―立法権は我れにあり
3 官僚組織―連邦国家の舵取り役
4 州と自治体―旺盛な独立意識を大切に
5 教育―こんなにある、進路の多様性
6 社会と生活―聞いて、行って、見て納得
7 アメリカと日本―良きライバル、良きパートナーとして
あとがき
役に立つ用語解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
22
「大統領は勝手にやめられる」「ホワイトハウスは灰色だった」というものから教育制度まで、アメリカの「なるほど」「知らなかった」を集めたもの。国の創り方からして日本と発想そのものが違うということがよくわかり、面白かった。2014/09/24
高橋 橘苑
9
素人の無謀な挑戦だが、ちょっと真面目にアメリカについて考察してやれと思い、思いつきマイブームの第一段で本書を読んでみた。本書は1993年発行なので、いささか古いが、まぁ概説的な入門書レベルの内容なので、特に問題はなかった。大統領選の記述がやや多いが、政権交代すると、連邦政府の出先機関の所長クラスを含めると全部で約2万人の民族大移動だそうで、直接間接的に人々の生活に及ぼす影響は大きく日本とは比較にならない。また、州の独立意識の強さは、本書でも書かれているが、改めて新大陸の国家らしいさを思う。2014/09/24
はち
0
アメリカってやはりそれぞれの州が一つの国のようになっていて、あくまでもそれらの集合体であるというのが改めて再認識させられる。アメリカ人てどこから来たと聞かれたら、皆さん都市名、州を答えるので、日本人がJapanと答えるのと同じ感覚なのだなと思う。2020/09/16