祥伝社文庫<br> 冬の砦

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祥伝社文庫
冬の砦

  • 著者名:香納諒一
  • 価格 ¥942(本体¥857)
  • 祥伝社(2024/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396334826

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内容説明

人は、“愛する者”を守り通せるか!?
怪文書、脅迫、権力闘争に揺れる学園…。
元警官のひたむきな探索行。

凍てついた早朝の高校校庭で、警備員の桜木が女子生徒の全裸死体を発見した。
元警官という経験を買われた桜木が真相を追うや、教師の学内不倫や用地売却を巡る理事会の軋轢などが浮上。死んだ女生徒がかつて経験した悲惨な事件による精神(こころ)の傷は、今回の凶事に関わるのか?
元警官と現職刑事の攻防と友情、さらに繊細な筆致で心の深淵を抉る異色の警察小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

26
進学校を舞台に、少女の死を軸に、DV被害者の事件、過去の恋愛、現在の愛憎がからみあう。こういうのハードボイルド小説なんでしょうか。謎は解かれるが、様々な思いが悲しい結末にむかう。読み応えありでした。2013/07/22

ユウ

14
著者の作品は初めて。学園のプール近くで女子生徒の遺体が発見された事から,徐々に明らかになっていく様々な犯罪と隠された真実。600P程ある厚い一冊だったが一気読みした。先が気になってというのは勿論だが,文章に温かみがあり,読みやすかった。人物像は勿論,タイトルに相応しい冬の景色や場面も映像が自然と思い浮かんでくるような無駄のない描写。魅力的な主人公や周りの人物にも好感が持て,一緒に葛藤したり胸が痛んだり…。淡々とはしてるが飽きない,色々詰め込まれてはいるが,全体的に優しさがあるように感じた。2013/12/27

5
惹きつけられる作品でした。元警官の用務員が謎解きに挑むミステリーですが、終始つきまとう心の闇のおかげでとてもダークな作品になっていました。2012/08/25

三毛猫メリー

4
学校の敷地に全裸の女生徒の遺体が発見された。見つけたのは、警官を懲戒免職になり今はこの学校の用務員兼柔道部コーチをしている桜木だった。18-632018/08/07

ねぎまぐろ

1
★★★★2022/04/15

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