47都道府県・妖怪伝承百科

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47都道府県・妖怪伝承百科

  • ISBN:9784621301586

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内容説明

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ファンタジー世界の中に現れる「妖怪」。それらの多くは、長い歴史をもった日本の奥深く豊かな妖怪文化からやってきています。もともとは妖怪=「身の回りの不思議・怪異をもたらす現象、現象をもたらす存在」のことですが、江戸時代ごろより妖怪図鑑が作られるなど、姿かたちが描かれるようになり、1つのキャラクターとなっていきました。このような日本の妖怪の温床は、全国各地で伝わる数多くの民間伝承です。本書では、民俗学的視点から各地の生活文化・歴史に息づいた妖怪=鬼、天狗、海の怪、川の主、人魂、入道、小豆とぎ、座敷童子、狐、ムジナ、人魚など、地域の自然現象や史実から生み出された特徴的な妖怪たちを、民俗学的視点から都道府県の切り口で紹介しています。畏怖、あるいはユーモラスで不思議、非日常的な存在でありながら、どこか身近でもあるような妖怪たちの魅力とエピソードを知ることができます。都道府県別に紹介される各地の妖怪を拾い読みする事もできますし、民間伝承や民俗社会における妖怪に関心のある方々にとって興味深い1冊ともなっています。

目次

第1部 概説
1:妖怪とは何か
2:妖怪の歴史
3:妖怪出現の時間と場所
4:妖怪研究の歴史と現在
第2部 都道府県別 妖怪伝承とその特色[地域の特徴/伝承の特徴/主な妖怪たち]
参考文献リスト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西野西狸

6
表紙だけだとよくありそうな妖怪図鑑だけど、開くと都道府県ごとに主要な妖怪の概説が書かれている。出典も『旅と伝説』などの民俗報告が載っている雑誌や伝説集など明らかにされている。最初3800円は高いと思ったが十分それに見合う内容で、読んでいて面白い。有名どころからこんな妖怪もいたのかというものまで載っていて読んでいて面白かった。2017/12/14

エリオちゃん

2
やっぱり図鑑は小説みたいに読めないな。 案外妖怪の種類が少なくて驚いた。学術的には種類が少ないのかもしれない。2018/04/17

み~くま

2
都道府県別に妖怪を分類するなんて、ありそうで無かった気切り口だと思います。妖怪好きには堪えられない一冊ではないでしょうか。ただ、タイトルに「妖怪」というキーワードを使ってはいますが、どちらかというと民俗学的な内容の本だと思います。各県の民話や伝承を拾い集め、その要点だけをピックアップして分類整理してあり、それぞれの地域的な特徴にも触れられていたので、とても興味深く読ませて頂きました。2017/10/10

ちぃ子

1
地元の人の心に根付く妖怪伝承とは。 海の怪、川の主、人魂、入道、小豆とぎ、座敷童子、狐、ムジナ、人魚など、 地域の自然現象や史実から生み出された特徴的な妖怪たちを民俗学的視点から都道府県の切り口で紹介する。 不思議で非日常的、かつ身近な妖怪たちの魅力を知ることができる。2017/12/13

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