内容説明
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江戸時代に大ブームとなり、近年とくに注目されてきている和算。一種の数学なので、高校まで数学を学んだ方であれば、和算の考えを理解することに苦労されることはないでしょう。ですが、和算の表現法については独特のものがありますので、一通りの基礎事項を知る必要があるといえます。本書の第 I 部と第 II 部では、和算がいかに生まれ、その基礎が構築されていったのかを解説し、当時の数学愛好者たちの和算への情熱も感じ取ることが出来ます。第III部では、関孝和をはじめとする和算界のスターたちの業績と研究成果を中心に紹介します。続く第IV部では、円に関する研究からはじめて、極限や西洋数学と関わる三角法や対数など、関孝和以降の興味深いトピックスを取り上げます。 第V部では、社会が大きく変わろうとしている幕末において、和算の知識がいかに実社会で活用されていたかを具体的に解説します。 数学は時代とともに進歩する学問といえます。その意味で、温故知新という言葉があるように、本書を通じて、日本の数学の始まりを知っておくことも大切なことではないでしょうか。
目次
第 I 部 和算の黎明
第 II 部 和算の誕生に向かって
第 III 部 和算の確立
第 IV 部 和算の円熟
第 V 部 和算の発展
第 VI 部 和算家列伝
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