内容説明
創価学会は生命論に始まり、生命論に終わる。
月刊「潮」連載の「民衆こそ王者――池田大作とその時代」
単行本シリーズ第20弾!!
戸田城聖のもとで池田大作は、御書発刊という難事業に取り組んだ。
耳慣れない「インディアペーパー」「ヤンビー」という名の紙や羊皮。
材料の入手から挑戦の連続となった“前代未聞の出版事業”のルーツに迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ロビン
8
20巻は日蓮大聖人の遺文集「御書」にスポットを当てる。戦時中、学会員に教学がなかったために皆退転してしまったとの戸田第二代会長のお考えにより、創価学会は御書研鑽に注力する。戸田先生は御書講義のあと参加者に「聞いてくれてありがとう」と丁寧にお礼を言われていたと。見栄の教学を身に着け、自分は教学があると鼻にかけるような人間とは全く姿勢が違う。心していかねばならぬ。一人の人間の「一念」が一切を変えていくという法華経の一念三千の思想は、世を蝕む「無力感」とは対極にある。諦めを打破り、一番苦しんでいる友の元へ! 2025/09/05
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