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内容説明
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★★★★★★★★★★★
「賛否両論」店主・笠原将弘さん、料理人&文筆家・稲田俊輔さんなど、業界人激薦!!
★★★★★★★★★★★
【100年前、日本に肉じゃがは存在しなかった…!】
“おふくろの味”の代表格として、日本人にとって最も親しみのある家庭料理ともいえる「肉じゃが」。
しかしその歴史を紐解いてみたら、登場から60年ほどしか経っていませんでした。
本書は、時代によるレシピの変遷をはじめ、文化的な背景との関連、さらには世界中で食べられている肉じゃがまでを、作家で生活史研究家の阿古真理が文献を徹底的に調べ、レシピとともにご紹介します。
日本最古の肉じゃがはどんなものなのか、そして海外ではどんな肉じゃがが食べられているのでしょうか。
肉じゃが文化論と実用レシピが融合した前代未聞、「肉じゃがだけ」の1冊です。
ぜひ、その目と舌でお確かめください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
145
母は鶏肉で肉じゃがを作っていた。しかも他の野菜があれば何でも放り込んだので、味はともかく見た目は肉と野菜の雑煮だった。おそらく「肉とジャガイモを砂糖醤油で煮る」とだけ聞き、作り方を確認せず自己流で料理したのだろう。おかげで肉じゃがが「おふくろの味」と言われてもピンとこないし、歴史とかレシピだのと並べられても意味不明だ。しかし本書にある諸外国の肉じゃがの数々を見ると、母の肉じゃがを思い出す。ありふれた食材である肉とイモを組み合わせた食事が各地で独自に進化したのなら、母の料理は間違いなくわが家の味だったのだ。2025/02/02
雪紫
57
時代とともに肉じゃがも変わっていく。日本は後に進むごとに時短や簡略に。そして時々(料理人のクセもあるのか)ハイカラに。肉じゃがの由来がビーフシチューというのもツッコまれる。南アフリカの肉じゃがは肉じゃがと言えるのか(土井さんのベーじゃがとは違うし)?はさておき、どんなお肉でもじゃがいも一緒に煮込めばオールオッケー(いや、シチューもあるよね。範囲広過ぎ。懐大きい)?2024/12/16
neimu
46
親が余り作らなかったので、お袋の味と言われる肉じゃがに縁が無い。家庭を持ったとき、自分が簡単でよく作って家族の好物になったポトフは、期せずして「シャンパーニュ風ポテ」というフランス料理と似ていて、嬉しくなった。グヤージュはパプリカをふんだんに使った写真よりもっと赤い物が好きだ。読んでみると和風の肉じゃがを余り作ったことが無かった。オールカラーでレシピも付いていて、歴史や蘊蓄もあるのでゆっくり読み直し、退職後に少しずつ和風を作って楽しんでみたいが、あれもこれも肉じゃがで世界の肉じゃがの方が楽しいかも。2025/03/06
マカロニ マカロン
21
個人の感想です:B+。肉じゃがは「おふくろの味」の代名詞になっているが、その歴史はさほど古くない。「肉じゃが」の名前でレシピが掲載されたのは1964年のNHK『きょうの料理』、1977年に土井勝さんが牛薄切り肉で、田村魚菜さんが豚こま切れ肉で紹介、1989年には男性の食べたい料理第1位になったらしい。その後時短調理、SNS映え、レンチンなどバリエーションが増えてきた。また、世界的にも肉とじゃがいもを煮込んだ料理は多い。本書は日本と世界のレシピで作った料理の写真満載で読んでいるうちに肉じゃが脳になってしまう2025/05/12
鯖
20
肉とジャガイモが煮られてたらそれは肉じゃがなんだよオラッという勢いで作られた本。南アフリカのポテトベーコンスープも載ってる。クノールのポタージュすき。牛すじとかハチノスとかホルモンとかでコチュジャンとかケチャップとかトマトで煮てもそれは肉じゃが。肉じゃがみんなだいすき。世界中に丈夫でうまくていっぱい獲れるジャガイモが広がってくれてありがとう。貧者のパンことジャガイモ万歳。でもころんぶすはくたばれ。2025/02/23
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