内容説明
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認知症は、誰にとっても身近な事柄です。日本の65歳以上の方のうち、軽度の認知障害をもつ人までを含めれば、その数は800万人を越えるといわれています。これは65歳以上の約4人に1人、日本人全体でみると約15人に1人という計算になります。 本書は、認知症の方、そのご家族、そしてそれを支えている方々にお話を伺い、「認知症とともによりよく生きる」ための工夫を探り、それをほかの方が日常のなかで使うことができるように40個の「ことば」としてまとめたものです。「認知症とともによりよく生きる」ことを、ひとつの「新しい旅」として捉え、その工夫をまとめたことばを、私たちは「旅のことば」と呼ぶことにしました。 本書で紹介する「旅のことば」、つまり「認知症とともによりよく生きる工夫」を、ぜひみなさんの生活でも活かしていただければと思います。
目次
本書の特長
本書の読み方
「旅のことば」の使い方
「旅のことば」一覧
No.1 新しい旅
■[本人]の旅のことば
No.2 旅への一歩
No.3 出発のあいさつ
No.4 旅の計画
No.5 旅の仲間
No.6 できることリスト
No.7 自分の日課
No.8 自分をあらわす部屋
No.9 なじみの居場所
No.10 よい先輩との出会い
No.11 流れを変える
No.12 今を楽しむ
No.13 自己紹介グッズ
No.14 自分なりの表現
No.15 ことばのギフト
■[家族]の旅のことば
No.16 ともに歩む
No.17 チームリーダー
No.18 わが家専門家
No.19 三種のつながり
No.20 さりげない告白
No.21 活躍の機会
No.22 夢への準備
No.23 おもしろ化
No.24 いつものおしゃべり
No.25 見えている世界
No.26 自分の時間
No.27 切り替えの工夫
No.28 悩みのつぶやき
No.29 特別な日
No.30 いろんな世代
No.31 わくわく実行委員会
No.32 小さな気づき
■[みんな]の旅のことば
No.33 自分の仕事から
No.34 その場の助っ人
No.35 見守りサポーター
No.36 個人的なつきあい
No.37 ないまぜのイベント
No.38 仕事をつくる
No.39 声を届ける
No.40 ウォーム・デザイン
さらなる「旅のことば」を求めて
「旅のことば」の活かし方 ― それぞれの立場での活用のアイデア
あとがき
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