内容説明
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本書では、「形が進化するとはどういうことか」という古くからの問題に取り組んだ学者たちの歴史を振り返りながら、進化生物学と発生生物学を取り込むことによって動物形態学が現在どのような理解の体系になりつつあるのかを描いていきます。そして発生プログラムの背景にある遺伝子に関する現在の知見を手掛かりに、最終的に動物がたどってきた進化のシナリオをひもとき、動物の祖先がもっていたであろう太古の姿を考察していきます。
目次
1 形態学のはじまり
2 形態学と進化
3 遺伝子の教えるもの ―― 進化発生学の胎動
4 進化する胚
5 動物の起源を求めて
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
EnJoeToh
12
なんという業の深さ。2018/02/20
Riko
3
図書館で借りた2022/07/04
Mark.jr
3
形態学というか、ほとんど発生遺伝学の本ではないでしょうか。内胚葉、中胚葉、外胚葉や、ショジョウバエに代表されるホックス遺伝子など、生物学を噛った人にはお馴染みの事が書かれていますが、逆にあまり生物学に馴染みのない人には、ちょっとハードかもしれません。個人的には、前半のキュヴィエから始まる形態学・分類系統学の歴史が、興味深かったです。2020/03/04
thinkeroid
2
いま、生物学者たちは「エボデボ」や「ホメオボックス」といったキーワードの奔流のなかで、溺れている。この本は、むしろ「相同」という概念を根源から考究することで進化発生学の基礎論をならしていくラディカルなスタンスだ。自分が初学者だったら理解できていなかったかもしれず、10年まがりなりにも進化生物学を奉じてきたのでようやく幾分か理解できているのかなと思う。2016/06/04
へんかんへん
2
天使が進化することは可能かという帯素敵2016/01/05
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