魔よけ百科

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魔よけ百科

  • 著者名:岡田保造【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 丸善出版(2024/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784621078761

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内容説明

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魔よけとは 人生を脅かす「魔もの」から身を守り、それらを退散させて福を招く方法である。「魔もの」には色々な種類があり、それらに対する「魔よけ」も種類が多くなる。もっとも一般的な社寺の「お守り」のほか、呪文や呪符を描いたり彫ったりするもの、たくさんの「目」や嫌な臭いで魔ものを退散させるもの、足で一定のステップを踏み自らを守るまじないなど、藁にもすがる思いの人間は色々な物に「魔よけ」の働きを期待した。本書では、見開き2ページ構成で国内外の様々な魔よけにをカラー写真で紹介し、その形と歴史の謎に迫っていく。厳選50話で読みやすい構成。

目次

1.魔よけ(まよけ)
2.五芒星(ごぼうせい)一
3.五芒星(ごぼうせい)二
4.目籠(めかご)
5.目・掌・蹄鉄(め・てのひら・ていてつ)
6.九字(くじ)
7.魔方陣(まほうじん)
8.×印(しるし)一
9.×印(しるし)二
11.桔梗と大文字(ききょうとだいもんじ)
12.澤瀉・柏・梶(おもだか・かしわ・かじ)
13.瓢箪(ひょうたん)
14.鰯と柊・針千本(いわしとひいらぎ・はりせんぼん)
15.赤・金(あか・きん)
16.猿・蛙(さる・かえる)
17.雁・魚(がん・うお)
18.シーサー・蝙蝠(しーさー・こうもり)
19.鬼門よけ(きもんよけ)
20.指南針(しなんしん)
21.家の守り(いえのまもり)
22.庭園(ていえん)
23.瓦(かわら)一
24.瓦(かわら)二
25.胞衣(えな)
26.衣裳(いしょう)
27.下駄(げた)
28.蘇民将来(そみんしょうらい)
29.茅の輪(ちのわ)
30.観請縄と石敢当(かんじょうなわ・いしがんとう)
31.雛まつり(ひなまつり)
32.双六(すごろく)
33.寺院の刻印(じいんのこくいん)一
34.寺院の刻印(じいんのこくいん)二
35.反閇(へんばい)
36.四神と五色(ししんとごしき)
37.八宝(はっぽう)
38.家紋(かもん)
39.土俵・能舞台・茶室(どひょう・のうぶたい・ちゃしつ)
40.海女(あま)
41.鉱山(こうざん)
42.窯印(かまじるし)
43.旗幟の乳(きしのち)一
44.旗幟の乳(きしのち)二
45.城の刻印(しろのこくいん)一
46.城の刻印(しろのこくいん)二
47.城の刻印(しろのこくいん)三
48.西洋の城(せいようのしろ)
49.ポタラ宮(ぽたらきゅう)
50.ペルセポリス(ぺるせぽりす)
『魔よけ百科』写真所在一覧
用語の解説

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たいぱぱ

8
荒俣先生の「帝都物語」と漫画「孔雀王」で覚えた<臨・兵・闘・者・皆・陣・裂・在・前>を20数年経ってもまだ覚えてました。結構世界中で共通した魔よけがあるのが面白い。これから神社やお城跡に行ったら魔よけを探す楽しみが出来た!2012/07/07

姉勤

7
星(清明紋と六芒星)と十字(縦線と横線の交差)は古今東西、魔よけの主役で、交差する点が視線のかわりで、逆に言えば視線や瞳は魔よけになるほどの魔力があるという事ね。怖い目には、睨まれないように。2013/09/29

tama

7
これもあれも魔よけ。まぁよぉけおますなぁ。表紙のカエルみたいのとか角大師は中で説明されてない。若干私家本みたいな感じ。 写真の撮影時期がひとつも記録されてないのがなんか気になる。2012/08/13

ラグエル

7
臼の形も魔よけだったのか。それって、あれ、Z旗の形でもあるよね。関係あるんだろうね。旗指物の乳の縫い取り、ああいうの、子どもの浴衣のヒモの付け根によくばあちゃんが塗っていたんだけど。放射状の星とか。2011/08/09

きのたん

5
目が多いと鬼は怖がるらしい。なぜ??あのヘンな白黒の座ったカッパの絵みたいのも魔よけだった。元三大師(慈恵)。あれこそが災いの元みたいな見た目だと思ったが。 全部気のせいと言ってしまうにはあまりにも惜しいが、振り回されると身動きも取れない。最後の頼みの綱という拠り所なのだろうけど、何かあるのだろうね。人間にしかわからないジンクスのような物事のつながりが、少し見えた気がした記録かな。2021/01/17

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