「ふつう」の私たちが、誰かの人権を奪うとき - 声なき声に耳を傾ける30の物語

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「ふつう」の私たちが、誰かの人権を奪うとき - 声なき声に耳を傾ける30の物語

  • ISBN:9784582827255

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内容説明

「悔しいです。助けてください」。人権調査官の著者が見た、差別や冤罪、性暴力、拷問事件の裏側。 心揺さぶるノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

泉を乱す

8
韓国で働いてたときの先輩たちから「韓国は明日が予想できない」と聞いた。その感覚はわかる気がする。続けて先輩は「その分エネルギーや情熱に溢れてる」とも。そのエネルギーや情熱や義理と人情と優しさと...溢れてるよね。このエッセイにも溢れてた。2025/05/10

Kuma

4
前半は陳情人の事例。後半は国家人権委員会調査官の著者の経験談。嘘つきも来るし、重い人権被害者も来るし大変な仕事。時には海外出張も。昔よりもかなり人権について理解がある世の中になってきたけど、まだまだ意識無意識な加害者、被害者がいる。人権を守れるようになったら次は動物の権利も守れるようにしたいと。戦争はなくならないし格差も広がるばかりなのにそれが当たり前な世界は来るのか。2025/04/19

ohwada

0
物語になった苦痛は、苦痛を受けた者を慰める2025/08/03

hirokoshi

0
人権を尊重することがどれだけ難しく負担であるか。連作小説のように書かれていて読みやすいけれど、ひとつひとつのエピソードはどれも息苦しい。最後はアニマルライツにも言及されている。2025/04/01

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