内容説明
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トマス・クック(一八〇八~一八九二)、ヴィクトリア朝に不思議なほど合致するその生涯。自己の宗教的信念と現世の実利をたくみに一致させ、時代の要請に応えながら社会の改革を成し遂げた希有の人物。近代ツーリズムの創始者。小さな同族会社を世界有数の企業へと築き上げた希代の起業家。本書は、理想と現実の世界を見事に生き抜いたまれにみる人物の生涯の物語である。
目次
序章
第一章 発端、一八四一年夏
第二章 ヴィクトリア朝と禁酒運動
第三章 鉄道の登場と大衆旅行
第四章 拡大する国内旅行とガイドブックの登場
第五章 カントリー・ハウス・ツアーとロンドン万国博覧会
第六章 ジョン・ブル、英仏海峡を渡る
第七章 さらに遠く聖地とナイル河へ
第八章 世界一周の旅と大陸列車時刻表の発刊
あとがき
参考文献
注
索引



