内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
わが国を代表する科学哲学者にして、科学が生み出す倫理問題にも強い関心を持つ筆者が、科学研究の具体的な事例を離れた「抽象的な」倫理ではなく、近年大きな問題を投げかけている先取権問題、盗作事件、捏造事件、原水爆開発、科学行政官や顧問らの言動、優生学の展開など様々な事例を取り上げて、具体的に「科学の倫理」「科学者の倫理」を論じる。研究者必読の書。
目次
まえがき
第1章 発見と発明―先取権
第2章 先取権争い―微積分法と自然淘汰説
第3章 盗作―ファラデイの苦い経験
第4章 捏造―上高森遺跡とピルトダウン原人
第5章 科学者の職責―ファラデイとヘンリー
第6章 科学的知識は何のために―目的の多義性
第7章 科学者の社会的責任 I―原水爆への反応
第8章 科学者の社会的責任 II―フランク・リポートからパグウォッシュヘ
第9章 科学者の政策関与―科学顧問の責任
第10章 遺伝と統計のはざまで―ゴルトンの優生学
第11章 二〇世紀の優生学―生物学者の危惧から生殖管理へ
おわりに
参考文献
索引
-
- 電子書籍
- コータロー君は嘘つき【タテヨミ】 96…
-
- 電子書籍
- お嬢様、お食事の時間です。~冷徹令嬢と…
-
- 電子書籍
- ポンコツ転生幼女は実は最強の魔術師です…
-
- 電子書籍
- 好きです先輩、入部します。 ベツフレプ…
-
- 電子書籍
- 甘やかさないで副社長 ~ダンナ様はSS…