内容説明
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21世紀に入り、出版をとりまく環境はかつてない転換期にある。技術は流通、消費のあり方を大きく変え、情報と社会の知的な基盤を著しく変貌させた。新たな環境の変化に合わせ、数百年にわたって知的基盤を担ってきた出版という営みがいかなる要素や条件に基づいて成立してきたのかを可視化する、出版学の総合ガイド。
目次
【序論】
第1章 イントロダクション
【第I部 出版のコンテクスト】
第2章 出版の歴史
第3章 著者
第4章 読書
第5章 著作権と出版:デジタル環境下での共生
第6章 出版と社会
第7章 アイデアの錬金術:出版と文化
第8章 出版と情報
第9章 ネットワーク:テクストからハイパーテクストへ、出版から共有へ、単一著者から共同制作へ
第10章 出版と企業の社会的責任
【第II部 出版のダイナミクス】
第11章 出版の経済学
第12章 出版戦略
第13章 グローバリズムと出版
第14章 出版におけるキュレーション:キュレーター・パラダイム,フィルタリング,そして編集での選択の体系
第15章 商業出版
第16章 学術出版
第17章 教育出版:初等・中等教育
【第III部 出版のプラクティス】
第18章 出版における組織構造
第19章 ブック・デザイン
第20章 出版とテクノロジー
第21章 出版のためのマーケティング
第22章 権利
第23章 図書館
第24章 本の販売
【結論】
第25章 出版の未来:8つの思考実験
索引