内容説明
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ヨーロッパ史における18世紀は「啓蒙の時代」と呼ばれる。続く19世紀の「革命の世紀」への序章とのみ通俗的にはみなされがちであったこの時代は、しかし、近年になって科学技術の進歩、社会と商業の発展・拡大、人々の交流など多様な側面から、理性による「知」の地殻変動が起こり、自由や寛容といった新たな価値観が生み出された時代であるととらえ直されている。本書では啓蒙思想を研究する、日本のあらゆる領域を研究対象とする研究者が集結。時代と担い手を変えながら変貌していくプロセスであり、運動であり、中心のない波動としての、また「近代」を育くみながらそれをも超える、啓蒙の多彩で豊饒な世界を浮き彫りにしていく事典。
目次
●第1部 研究史
●第2部 啓蒙の起源
●第3部 啓蒙時代
第1章 啓蒙とは何か
第2章 思想・哲学・宗教
第3章 科学と技術
第4章 文学・芸術
第5章 「改革」と「改良」の時代---政治・法律・経済
第6章 「市民」の形成---社会・文化
●第4部 19世紀
●第5部 現代と啓蒙
●付録



