東京電力福島第一原発事故から10年の知見

個数:1
紙書籍版価格
¥3,080
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

東京電力福島第一原発事故から10年の知見

  • 著者名:服部美咲【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 丸善出版(2024/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 840pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784621306260

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

東日本大震災により起こった東京電力福島第一原子力発電所事故は、福島の人々の生活や心身に深刻な爪痕を残した。
本書は著者が行ってきた専門家や市民へのインタビューを通し、原発事故が与えた市民への影響や、市民の抱えてきた不安を明らかにする。
そのほか、原発事故後の状況やその影響に関する科学的な基礎知識についても解説する。

目次

はじめに
1 原発事故後の放射線被ばくの影響
科学を福島の住民の生活につなぐ
暮らしのための科学の言葉を探す
飯舘の「までい」な生活を楽しむ
UNSCEAR福島報告を読み解く
2 原発事故の心の健康問題
心の中に安全な場所をつくる
3 甲状腺検査と廃炉汚染水対策
福島の甲状腺検査を概観する
甲状腺検査の倫理的問題
疫学から考える甲状腺検査
現場に立ち続けた医師からの伝言
処理水の処分法を巡る議論
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

K.C.

4
サイエンスライティングを専門とする著者による。東日本大震災、福島第1原発事故には、当然ながら興味を持ち続けているし、「いちえふ」などのインサイドストーリーも目にしている。とはいえ、科学と感情と役所の狭間で、物事が進んでいないのも事実。甲状腺検査と廃炉汚染水(処理水)の部分は、非常に勉強になる。ステークホルダーになる県漁協会長の発言が、その悩みをよく現している。当事者ではないが、冷静に考えていきたいと思った一冊。2021/10/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17893822
  • ご注意事項

最近チェックした商品