内容説明
“天才”李白,“人才”白居易とともに,“鬼才”の名をほしいままにした唐代の詩人,李賀の完璧な訳注。象徴派詩人にもなぞらえられる彼の詩は,超現実の世界を歌い,現代人をひきつける。第36回〈日本翻訳文化賞〉受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chacks67
2
圧倒的なイメージの世界。強烈な色彩感と幻想。すごい。出会ったときから今でも最も好きな詩人。
MICKE
1
李賀(りが)は中国唐の時代の詩人で二十七歳で死んだ、「鬼才」という言葉は彼のために出来た。 「二十心已朽」はたちにしてこころすでにくちたり。 中国には未だ日本人の知らない、こういう一流の人物がいる。
garyou
0
もう少し漢籍に親しんでから再度挑戦する予定。「秋来」とか「十二月楽詞」の「二月」とか、いいんだよね。あと、東洋文庫つて単純にサイズが丁度いい。読みやすい。2013/09/17
en.t
0
秀逸。