内容説明
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なりわいや生活の営みに関する文化遺産全般が対象となる、産業遺産。幕末・明治維新から昭和期にかけての工場施設や炭鉱跡等の建造物、画期的な製品や工作機械などは、ここ100年にわたる日本の経済発展に大きく貢献した。しかし、よほど有名なもの以外はその価値が理解されにくく、単なる古い産業設備として捨てられてしまうことも多かった。だが近年、改めてその価値を見直す機運が高まっている。本書は、20年以上の調査で訪れた1万を超える産業遺産から選りすぐりの事例を紹介する。研究者ならではのたしかな視点から、その遺産のできた背景や価値、概説としての産業遺産保存と活用の歴史についてもとりまとめた。産業遺産探訪に役立つ一冊。
目次
第I部 概論
1.産業遺産の基礎知識
2.産業遺産研究の歴史
3.研究団体と保存体制
第II部 都道府県別 事例とその特色(都道府県別にそれぞれ地域の特色/主な産業遺産について解説)
巻末付録
付録1 用語表
付録2 図解
主要参考文献
索引
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- デスマーチからはじまる異世界狂想曲【分…
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