編集を愛して ――アンソロジストの優雅な日々

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編集を愛して ――アンソロジストの優雅な日々

  • 著者名:松田哲夫【著者】
  • 価格 ¥2,035(本体¥1,850)
  • 筑摩書房(2024/12発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480816948

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内容説明

500冊近い本を編集し、『ちくま文学の森』『中学生までに読んでおきたい日本文学』などの多くのアンソロジーを手掛けた著者が愛した「編集」という仕事が何であるかを綴ったエッセイ集。

目次

序章 オタクだった僕/わが雑本ライブラリー/僕は本を探さない/映画「灰とダイヤモンド」/なんで編集者になったのか? /第一章 アンソロジーは花盛り/ボンテンペ リに逢ったかい/アンソロジーとは何か/『ちくま文学の森』にはじまる/『ちくま哲学の森』につづく/失敗した新シリーズ/『中学生までに読んでおきたい日本文学』/『日本文学100年の名作』/第二章 装丁ものがたり/僕は本に恋してる/装丁でたとこ評論/地券表紙を愛でるの巻/スッキリ、クッキリ、南くんデザインの巻/特注クロス黄金時代の巻/小さな実験場・水星文庫の巻/装丁大福帳/思いっ切りの良い装丁の巻/平野甲賀流書き文字術の巻/似顔絵名人・指定名人・和田誠の巻/装丁技のデパート祖父江慎の巻/作風も人柄も気持ちいい多田進の巻/クレスト装を生み出した新潮社装幀室の巻/抜群の安定感を誇る鈴木成一装丁の巻/いつまでも衝撃的な菊地信義装丁の巻/第三章 異人たちとの戯れ/一冊の漫画誌から/神保町トライアングル/アドリブ 楽部と野坂昭如/地獄のなかに天国を見る・種村季弘/転んでもタダでは起きない/河童のユートピア/ねずみ男の冒険/水木しげるサンお別れの会 弔辞/鶴見俊輔はキ××イである/鶴見俊輔さん固有の力/大江健三郎の指の先/底ぬけタイトル 末記/「王様のブランチ」効果/第四章 人を集めて何かを編む/赤瀬川原平と「美術手帖」/路上観察学への招待/「陰謀家」の密やかな笑い/「論壇地図」の泥沼/終章 編集をこよなく愛す/難病二冠王の心構え/古書になって輝く本を作り続けたい/松田哲夫年譜/あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

22
本の雑誌の最新号で津野海太郎さんが取り上げてたので慌てて本屋に走りゲット。私の好きなちくま書房を創った編集者、ガロ、筑摩書房、美学校(赤瀬川講師の助手)の神保町界隈の三つのトライアングルによって今の自分がつくられたと語ってます。ちくま文庫の創刊、ちくま文学の森、失敗したちくまの総合誌『頓智』〈⇐自分は全10号全て買ってました。〉本人も雑本のオタクで赤瀬川原平さんと出会い意気投合して、良く原平さんの家に泊まったそうです。王様のブランチでも有名です。現在76歳で半病人ですがこの本がちくまへの恩返しです。2024/12/24

marua

5
20代の頃、天野祐吉の広告図像の本から宮武外骨に行き赤瀬川原平にたどり着いて関連本を漁るように読んだ。あの時に得たものは本当にわしの財産。それに携わっていた著者の思い出話は、20代の頃の自分も連れてくる。あの頃と違うのは、今わしは月2回は神保町に行ける環境にあるということ。頑張ったな、わし(笑)古書になって出会った時にうれしい本にしようという心持ちも粋。そしてまた神保町をぼさーっとほっつき歩くのだ。2025/01/16

Go Extreme

2
オタクと雑本への愛情 アンソロジーは花の寄せ集め 文学の森、面白いからタメになる 安野光雅の斬新な装丁 哲学の森と定義集 目次作りと相乗効果 日本文学100年の名作選定 装丁ものがたり、ジャケ買い 印刷に恋して現場を知る 和田誠の装丁と隠し味 異人たちとの戯れ 水木しげる、河童と幸せの問い 鶴見俊輔の記憶力と編集術 松下竜一、志ある貧乏 種村季弘、活字への飢え 路上観察、目玉使いの妙手 論壇地図と似顔絵力 柳田國男「隠れた現実は物深い」 未来の古書作り、タイムカプセル2025/05/01

みんな本や雑誌が大好き!?

2
東京生まれですが、ふるさとといえば「神保町」になるとのことで、中学三年~高校一年のころから雑本をオタクのような心情で蒐集していたとのことです。その収穫本などを回顧もしていました。高校三年の時、学校で「ガロ」という雑誌を拾って感銘を受けて、それがきっかけで大学生になると発行元の青林堂に通ったり、筑摩書房でバイトをしたりするようになり、やがて筑摩書房に入社ということになったそうです。『ガロ』に出会って、書籍(雑誌)編集者になったといえます。2024/12/06

月華

1
図書館 あとがきに、出版界や筑摩書房へ恩返しをしたいと書かれていました。2025/11/21

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