１００年骨

著者名：斎藤充

サンマーク出版（2024/11発売）

• ISBN：9784763141767

内容説明

「骨密度が高いのに骨折」にはワケがあった！
骨折、寝たきり、認知症への「骨粗しょう症ドミノ」をくいとめる方法とは？
骨粗しょう症の世界的権威による初めての本です。

「骨」――それは、からだを支える、文字通りの屋台骨。
骨の強さは、いのちの強さそのもの。

そんな、いのちの健康を支える骨を、
音を立てずにむしばんでいく、骨粗しょう症。
これまで通説とされてきた「骨密度が高い＝骨が強い」では必ずしも正しくないことが、
骨粗しょう症治療の現場では常識となりつつあります。
実は、骨の強度を左右するのは「骨の質」――。

２０１０年「骨質」のメカニズムを世界で初めて解明し
世界中の骨の常識をアップデートした医師が
「長生き骨」のために知っておいてほしい「骨の最新知識」をお届けします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちゃとら]

【図書館本】偶然見つけた本。以前登山で転倒し骨折している私には切実な恐怖。著者は慈恵医大のドクター。ご自身が学生時代サッカーで怪我をされた事から医学の道へ進まれた。骨密度だけでなく骨質も大事とあるが、骨に触れられるのは手術した先生だけだ。「日本人の98%はビタミンD不足」私は食事と運動習慣で予防を心がけなくては。慈恵医大に骨ドックがあるそうで、いつか受診してみたいと思った🦴

2025/10/29

[itokake]

読んでよかった。寿命を数年延ばしてもらえた気がする。「ビタミンDは通常の食事で欠乏症が生じることはない」はもう古かった。現実は日本人の98％がビタミンD不足。日々、患者と向き合う整形外科医の著者が感じていた「50％の壁」。ちゃんと治療しても骨折する患者が半分いる。これを研究し、「骨質」がカギだと発見し、論文として発表、本書のようなわかりやすい本を書いて知識の普及に努める。すごい先生。骨がもろくなる→ちょっとしたことで骨折→動けなくなり寝たきりというレールには乗りたくない。紹介されていた運動を続けていこう。

2025/07/14

[chiro]

日頃の骨密度検査に疑問を持っていたため、読んですごく理解できた。コラーゲンのサプリ摂取もいかがなものかと思っていたが、「コラーゲンは量よりも質」に納得。やはり食生活と運動が基本だと理解。

2025/02/02

[ｈｉｒｏｍｕｒａ]

骨密度や骨粗鬆症のこと全くわかってなかった。カンタン体操を習慣化したい。検査も専門医に受けようと思う。

2025/05/06

[Go Extreme]

骨の重要性:骨密度 骨質 骨折予防 カルシウム貯蔵 生活の質 骨新陳代謝 骨粗しょう症 リスク:加齢 生活習慣病 閉経後女性 糖尿病 動脈硬化 家族歴 喫煙飲酒 骨の健康維持:ビタミンD ビタミンK カルシウム 荷重運動 バランス運動 筋力トレーニング 骨質改善:コラーゲン 骨代謝マーカー 適切な栄養 早期検診 新陳代謝促進 健康診断 運動と骨:骨芽細胞活性化 転倒防止 背筋強化 有酸素運動 骨密度向上 定期的運動 予防と治療:薬物療法 栄養管理 運動療法 骨密度検査 生活習慣改善 定期検診

2025/03/19