建築の誕生

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建築の誕生

  • ISBN:9784621309148

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内容説明

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建築の誕生を問うことは、それが何であり、その未来は那辺に、という疑問を追求することである。この方法の中に、何をもって建築の本質とするか、あるいは本質となっていくのかという問題が秘められている。建築を通して歴史の曙に迫らんとする本書では、巨石造建築、古代エジプト建築、神社本殿の成り立ちを取り上げる。

目次

第一章 巨石造建築
1 はじめに
2 巨石造建築の形態と分布
3 各地の巨石造建築
4 歴史時代の巨石造建築
5 巨石造建築への現代的視点
第二章 石造建築の誕生
1 日干しれんがから石へ
2 重力との闘い
3 技術の飛躍的発展
第三章 日本の信仰にかかわる建物と神社本殿
1 はじめに
2 自然への畏れと崇敬の祭場
3 祖霊への祭祀
4 神社形成期の本殿

索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mihoko

3
日本の信仰の建物と神社建築の部分のみ読みました。古墳時代には、自然そのものを崇拝することから支配階級を祀る祖先に対する意識が芽生えていたことに驚き。重要なのは、神社本殿は連綿と伝わってきた祭祀建物ではない!ということ。内容は難しくてよく理解できなかったけれど建築に興味のある方には有益な書だと思われます。2024/07/22

林克也

1
いろいろと参考になる論考でした。 で、一つ。ピラミッドの建造について、「その誇らしい国家プロジェクトを奴隷のような人間に委ねたとは思えない」とありましたが、そうなのかなあ。2024/03/05

Go Extreme

1
建築の疑問を問う≒その未来は那辺にを問う 巨石造建築: 巨石とは何か 人類と石とのかかわり・3つの波 巨石造建築の形態ードルメン・積石塚・羹遊墓 科学的探究のはじまり 巨石との記憶の共有 石造建築の誕生:組積造と軸組造 日干しれんが 付加構造 重力との闘い 技術の飛躍的発展 宗教建築 日本の信仰にかかわる建物と神社本殿:神信仰の発生と祭り 自然への畏れと崇敬の祭場 場所への祭礼 カミへの祭礼・建物の発生 祖霊への祭祀 家形墳輪 象徴性を持つ建物誕生 神社形成期の本殿 出雲・住吉大社殿 形式化した本殿成立2024/02/20

K.K

0
- 建築は実在感の在処を提供し、時を超えて継承する。記憶や思想を不完全ながらも継承するものとして、物質的な言語、記号としての側面がある。2024/03/10

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