竹書房怪談文庫 夕暮怪談

著者名：夕暮怪雨【著】

竹書房（2024/11発売）

• ISBN：9784801942318

内容説明

都市ボーイズ　
はやせやすひろ氏、激推し！
「僕は先に読みましたが、これ呪物ですか？
読み聞かせだったら親を少し恨むかも…
だって怖すぎるもん」

ギャルの恐怖体験から土俗の禁忌譚まで
体験者の肉声を聞き集めたリアルな恐怖譚！

人に会い、人に向き合い、怪を聞く。
怪談師ユニット・テラーサマナーズとしても活躍する著者が、様々な年代、地域、職業の人々から丁寧に掬い上げた怪と恐怖の記録。
住む女性が年齢問わずギャル化してしまう奇妙な家。床下から出てきた意外なモノとは…「ギャル人形」
欝で自死した後もトイレから聞こえる父の溜め息。だが、ある朝元気な声が…「万歳三唱」
重要な選択の局面で神様のお告げが空に見えるという男。人生常勝と思われたが…「神様の言う通り」
出張先で遊んで捨てた女が夢に出る。その背景が徐々に変化して…「香利奈、北へ向かう」
八という数字を異様に崇める一族。祖父が亡くなった時、恐ろしい秘密が明らかに…「末広がり」
他、収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雨]

夕暮というより夜のお仕事などの怪談が多かった。

2025/01/02

[喜木海弐]

夕暮怪雨さんのギャル怪談が光る作品。アウトローやチャラ男という私にとっては日常で関わることのない、もしくは関わりを切ったような人種の怪談というのは知らない場所や物を知る面白さがある。ワンナイトや取っかえ引っ変えなど体験者に非がありそれにより怪異に逢う懲悪型の話が多いように感じた。 ギャル怪談以外にも｢心変わり｣という話のような怪異体験だけど怪異が出てこないヒトコワ寄りの話もゾクッとさせられるものがある

2025/01/17

[tow]

あまり怖くはない、軽いテイストの一冊。面白かった。

2024/12/14