内容説明
激化する独ソ戦のさなか、赤軍の女性狙撃兵セラフィマが目にした真の敵とは──デビュー作で本屋大賞受賞のベストセラーを文庫化
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やな
206
予測不能な展開、途中で読み進めるのが怖くなりながらも読了。平和のありがたさを改めて感じることができた。2025/01/05
inami
184
★3.5 2年半ほど前、米海軍特殊作戦部隊の狙撃手だった軍人の書いた戦争回顧録【ネイビー・シールズ最強の狙撃手】を読んだ。その狙撃手も敵からは「ラマディの悪魔」と呼ばれ、国からはアメリカ軍事史上もっとも多くの敵を射殺した狙撃手として讃えられた。この物語は第二次世界大戦、モスクワ郊外の小さな村に侵攻したドイツ軍に、少女の母と村人が惨殺されるというところから始まる。物語は最初から最後まで緩むことなく緊迫した場面が続く。最後にタイトルの「敵を撃て」という言葉の投げかけをどう自分の心の中で受け止めるのか? 2025/01/10
あきら
163
これは傑作ですね。 一文たりとも読み飛ばす箇所は見当たらない。 常に漂う緊張感と喪失感。感情を揺さぶり続ける物語でした。2025/02/19
KAZOO
161
この作者さんははじめてですが、以前から読みたいと思っていましたがやっと文庫が出たので読みました。本屋大賞と高校生直木賞を受賞したということである意味若い女性の成長小説といえるのでしょう。最後に書かれていますが高橋源一郎さんが4回も読んだということはかなりの誉め言葉でわたしも再読したくなりました。この戦争の行われたスターリングラードを映画化した作品でやはり狙撃手にジュード・ロー(露)とエド・ハリス(独)が狙撃手として出てきたことを思い出しました。2025/08/15
にゃむこ@読メ13年生
157
文庫化を機に手に取った作品。読み応え十二分。人類史上最大、最悪の戦争といわれる独ソ戦。史実にフィクションを混ぜ、彼女たち、女性だけの狙撃兵チームが実際にそこ(戦場)にいたリアリティを際立たせている。少女セラフィマが葛藤や苦悩、或いは希望を抱き、戦いを通して一流の狙撃兵になる成長物語でもある。本文の激戦から一転、エピローグの穏やかさ、緩やかな時間の流れが、同志少女とともに戦ってきた読者の緊張をうまく解してくれる。タイトルにある「敵」が何を指すのかは、読者それぞれによって答えは違ってくるのだろう。2025/03/04
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