大阪 裏の歩き方

著者名：花田庚彦【著】

彩図社（2024/11発売）

• ISBN：9784801307483

内容説明

普通の観光では物足りない人必見！
西成の覚醒剤事情、大麻売買のリアル、五大新地の歩き方、立ちんぼたちの現在、大阪人がオススメする美味い飲食店、宿泊先として安くて便利なドヤ……。
取材歴25年のベテラン記者が大阪のディープな素顔に迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ma-bo]

大阪のdeepな"裏"に迫る一冊。覚醒剤、大麻売買の実態から、五大新地の歩き方。ディープな飲食店、スーパー玉出、西成のドヤ。最後は事件や心霊スポット等のダートサイド情報まで。

2025/06/30

[shikashika555]

万博をきっかけに今ではおそらく消えてしまったであろうスポットも多いようだ。 活字でダークツーリズムを味わうこともできるのだと感じた、いわゆる「ディープな大阪」の解説本。 知らなかったことも多く、 興味深いこともあるし、 知らなくてもよかったかなと感じることもあり。 しかしどこにでも潜入して情報を取り取材をしてしまうのはすごい才能だ。尊敬。 しかしなんというか、風俗関係の内容を読んで後味悪いな、と感じた。これは読む人によりけりなんだろね。

2025/07/06

[nizi]

芸人がホストやってるyoutube番組で作者が解説していたが、放送する段階で放送サイドから待ったがかかり、本当にヤバげなところが全てカットされたらしい。こっちを読むと確かに違法薬物とか半グレ、買春などがこれでもかと出てくる。

2025/04/22

[わ！]

サラリーマン向け週刊誌などに見る風俗記事の大阪に関する内容を抜粋したような本でした。中には性風俗の情報なども含まれますが、タイトル通り大阪の裏スポットで、西成区やグリ下の情報や大阪ローカルの飲み屋や食べ物などに関する話もフォローされています。「スーパー玉出」に関する記事には、思わず笑ってしまいました（本当の話なのかな？）。大阪の心霊スポットの話などもあり、まさにごった煮のような本になっています。この手の本は、古本で読んでもほとんど意味がありませんが、まだ記事が新しく面白かったです。

2025/03/28

[てん]

長年大阪に住んでいるがそれでもなお表面上でしか世間を見れていないのだなと思わされた。体感としても言えるが大阪は万博を控え小奇麗に整えられていて、もしかすると近いうちにこの本に書かれているものは消えるか変化しているかもしれない。最後の方のカレーの話が読みながら久しぶりにゾッとした。

2025/02/06