内容説明
その出逢いは、宿命。
室町時代を舞台に緻密で重厚な筆致で描かれる、傑作歴史小説。
死んでも覚えているのは何なのだろう。
詩歌か、音曲か、それとも涙か――
片や、己の欲するがまま、この世の全てを掌中に収めた男。
片や、深い悲しみと屈辱を糧に己の全てを芸術に捧げた男。
運命的に交差する二人の、三十四年に亘る物語。
目次
第一章 出会い(一三七四年)
第二章 変化(一三七九年)
第三章 別れ(一三八四年)
第四章 再会(一三九四年)
第五章 約束の醍醐寺公演(一三九九年)
第六章 最期の日々(一三九九年)



