集英社ノンフィクション<br> 海と生きる 「気仙沼つばき会」と『気仙沼漁師カレンダー』の10年

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集英社ノンフィクション
海と生きる 「気仙沼つばき会」と『気仙沼漁師カレンダー』の10年

  • ISBN:9784087881073

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内容説明

「作り手の本気が伝わるカレンダー。 そのドキュメントを一気に読みました。 最後には、漁師さんの向こうにある美しい海が残りました」(樋口可南子・女優)

藤井保・浅田政志・川島小鳥・竹沢うるま・奥山由之・前康輔・幡野広志・市橋織江・公文健太郎・瀧本幹也――日本を代表する10名の写真家が撮影を担当し、2014年版から2024年版まで全10作を刊行。国内外で多数の賞も受賞した『気仙沼漁師カレンダー』。

そのきっかけは、地元を愛する女性たちの会、「気仙沼つばき会」の「街の宝である漁師さんたちを世界に発信したい!」という強い想いだった。
本人たちいわく「田舎の普通のおばさん」たちが、いかにして『気仙沼漁師カレンダー』プロジェクトを10年にわたり継続させることができたのか。
被写体となった漁師、撮影を担当した10名の写真家、「気仙沼つばき会」ふくむ制作スタッフなど徹底取材。
多数の証言でその舞台裏を綴る。元気と感動と地方創生のヒントも学べるノンフィクション。

10名の写真家が選んだカレンダーでの思い入れの深い写真や、単独インタビューも掲載。写真ファンにとっても貴重な一冊でもある。

【著者略歴】
からさわ・かずや●1967年、愛知県生まれ。 明治大学卒業後、広告代理店勤務を経てフリーライターに。
単著に『負け犬伝説』『マイク一本、一千万』(ともに、ぴあ)、 企画・構成書に、爆笑問題・太田光自伝『カラス』(小学館)、 田口壮『何苦楚日記』(主婦と生活社)、 森田まさのり『べしゃる漫画家』(集英社)などがある。

目次

プロローグ ふたりのてづいっつぁん
第1章 白い漁船
第2章 「いまやらんで、どうするんよ!」
第3章 プロデューサーは元アルバイト
第4章 漁師と写真家
第5章 気仙沼のルーキーたち
第6章 震災10年目の暦
第7章 コロナ禍の継続
第8章 海と生きる
エピローグ 『気仙沼漁師カレンダー』、渡仏する
10人の写真家インタビュー
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょうご

4
気仙沼漁師カレンダー10年の軌跡です。それぞれの写真家にバックグラウンドがあり、そのなかでどうブランディングしていくかがとても楽しめました。2025/01/26

etsu

1
いい話だった。つばき会がすべての源。気仙沼カレンダーを見てみたい。2025/04/18

tsubaki

1
読めて良かった。 震災後の気仙沼市で、「気仙沼つばき会」という女将さん会を中心にカレンダーを作るプロジェクト。 つばき会が愛する漁師さんをテーマに、写真家やデザイナーを変えて10年続ける。 一作目は震災から3年後の2014。 一年のお休みとコロナ禍を経て2024年にゴール。 作品が少し紹介されているが個性豊か。全部、全部見たい。 写真家さんの思い、つばき会の漁師愛、作品が出来るまでのドラマを読んだら気仙沼行きたくなる。2025/03/11

takao

0
ふむ2025/08/16

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