かかりつけ医機能と感染症有事 - 欧州に学ぶコロナ危機対応の問題点

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かかりつけ医機能と感染症有事 - 欧州に学ぶコロナ危機対応の問題点

  • 著者名:森井大一
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  • 勁草書房(2024/12発売)
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  • ISBN:9784326701322

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内容説明

コロナ禍における日本の医療レスポンスの悪さが制度導入の論拠の1つとされる「かかりつけ医機能が発揮される制度整備」。25年施行を前に、かかりつけ医制度のあるイギリス、フランス及び同制度のないドイツを訪問し、各国の医療提供体制とコロナ対応を調査した日本医師会による調査結果から、日本の医療提供体制の課題を示す。

目次

はじめに

第1章 日本における“かかりつけ医機能制度整備”の議論
 かかりつけ医機能/かかりつけ医がなぜ必要か
 かかりつけ医制度化論の特徴
 かかりつけ医制度とは
 「かかりつけ医」という用語

第2章 イギリス,ドイツ,フランスにおける“かかりつけ医”と“コロナ”
 基本的な“医療提供能力”
 欧州3か国のコロナ状況
 イギリス,フランスにおけるコロナの始まり
 イギリス,フランスのかかりつけ医によるコロナ対応
 軌道修正したフランスとしなかったイギリス
 ドイツの「開業医」のコロナ対応
 イギリス,フランス,ドイツのコロナ対応の総括

第3章 3か国の“かかりつけ医制度”
 イギリスのGP
 ドイツのハウスアルツト(Hausarzt)
 フランスのMT(medecin traitant)

第4章 日本のコロナ対応と3か国との比較
 日本の課題
 「モザイクな有事」という構え
 日本のコロナ対応を難しくした原因
 「仙台方式」の再評価
 次の感染症危機に備えるために必要なこと

おわりに
索 引

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