ちくま学芸文庫<br> 概説 北欧神話

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ちくま学芸文庫
概説 北欧神話

  • 著者名:菅原邦城【著者】
  • 価格 ¥1,606(本体¥1,460)
  • 筑摩書房(2024/11発売)
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  • ISBN:9784480511942

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内容説明

原初の巨人ユミル、神々の父オージン、運命をつかさどるノルンたち、人間の地ミズガルズ、世界樹ユッグドラシル……。ファンタジー等の創作物を通じてなじみ深い北欧神話だが、その全貌はどの程度理解されているだろうか。本書は北欧神話の全体像を、『エッダ』等の原典に忠実に、かつ見やすく提示する。読者はその世界観、巨人や妖精やヴァルキュリャといった諸族、神々とその道具にまつわるエピソード、そして世界の終末ラグナロクまで、基本的な知識をあまさず得られるだろう。北欧神話研究の画期的成果として長年読み継がれてきた、初心者から上級者まで必携の名著。

目次

はじめに/第一部 神々の登場/第一章 世界のはじめ/第一節 原初の代よ/果てなきうつろ 氷と霧の世界と灼熱の世界 牝牛のなめた霜の石/第二節 天地創造──時のはじまり/ボルの息子たち 日月星辰の創造/第三節 アースガルズ/第四節 ヨトゥンヘイム/第五節 ユッグドラシル/第二章 神話に登場する諸族/第一節 巨人族/第二節 アース神族とヴァン神族/第三節 ヴァン戦争/黄金時代の終わり 人質交換 歴史的解釈と構造的解釈/第四節 巨人がアースガルズの城壁を築くこと/八本足の名馬スレイプニル/第五節 ノルン/運命をつかさどる女たち ディース/第六節 ヴァルキュリャ/第七節 アールヴ(妖精)/第八節 ドヴェルグ(侏儒)/クヴァシルの殺害 武器・財宝の製作者/第二部 神々の物語/第一章 オージン/第一節 神々の首領/第二節 オージンの付属物/フリズスキャールヴ ヴァルホル オージンの動物 オージンの宝物/第三節 戦いの神オージン、死の神/戦士の庇護者 エインヘリャル 戦死こそ名誉/第四節 知恵の神オージン/ルーン(文字)の発明 ミーミル 詩芸の起こり/第五節 呪法の神オージン/降霊術師オージン/第六節 オージンの妻子/恋の狩人オージン 諸王の祖オージン──王家の神話的起源/第二章 ソール/第一節 神々と人間の守護神/第二節 ソールの付属物/タングニョーストとタングリスニル ミョッルニル/第三節 巨人を退治する神ソール/ソールとフルングニルの決闘 ソールのゲイルレズ訪問 「スリュムの歌」 ソールの惑わし──ソールのウートガルザ ロキ訪問 ソールのミズガルズ蛇釣り/第四節 ソールの妻子/第三章 ニョルズ/第一節 富の神/第二節 ニョルズとスカジの結婚/第三節 ネルトゥスとニョルズ/第四節 祭祀王ニョルズ/第四章 フレイ/第一節 豊饒の神/フレイ王/第二節 フレイの付属物/第三節 ゲルズを恋するフレイ──「スキールニルの旅」/第五章 バルドル/第一節 美しのバルドル──理想の貴公子/第二節 バルドルの死/第六章 その他の男神たち/第一節 ホズ/第二節 ヴァーリ/リンド/第三節 ヴィーザル/第四節 フォルセティ/第五節 テュール/第六節 ヘイムダッル/ロキの仇敵ヘイムダッル 人間の祖リーグ ヘイムダッル/第七節 ウッル/第八節 ブラギ/第七章 ロキ/第一節 巨人族出のアース/第二節 変身と奸智の神ロキ/魚網の考案者ロキ 縛められた神ロキ フレイヤから首飾りを盗むロキ かわうその賠償/第三節 女巨人との子供──ヘル、ミズガルズ蛇、フェンリル狼/第八章 アース女神たち/第一節 フリッグ/第二節 フレイヤ/第三節 イズン/不老のりんご/第四節 ゲヴュン/第五節 その他の女神たち/サーガ エイル フッラ フリーン グナー スノトラ ショヴン ロヴン ヴァール ヴォル シュン スカジ/第三部 ラグナロク/第一章 世界の混乱/第二章 諸神の運命/第三章 世界の新生/解説 菅原邦城『北欧神話』(一九八四)と北欧神話研究(小澤実)/参考書誌/写真・図版出典一覧/北欧神話諸系図/北欧地名にみる主要三男神/索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

121
著者はアラビア語から北欧語に入った人で、アイスランド研究の第1人者だったらしい。知らなかった。故人。 解説が情報満載で興味深い。009のことまで出てる 2024年刊2024/12/08

ひでお

7
ワーグナーのリング4部作はニーベルンゲンの歌が元ネタですが、北欧神話の要素も多く含んでいるので本書に興味を持って読みました。様々な神々のいろいろな意味や背景が丁寧に解説されています。ワーグナーの神々の黄昏につながるラグナロクは特に興味を持って読みました。日本の神話でもそうですが、どの神もやたらと人間っぽく、失敗も恋愛も戦争もし、最後は世界の終末を迎えるのを現代の人間社会に置き換えて読んでしまうのは私だけでしょうか。2025/04/10

Go Extreme

1
神々の起源:ユミル 創造神話 ミズガルズ 世界樹ユッグドラシル 巨人族 血と骨の世界生成 主要神々と役割:オージン ソール フレイ フレイヤ フリッグ ニョルズ アース神族 ヴァン神族 神話的象徴:太陽神 月神 時間のサイクル 戦死者のヴァルハラ ミョルニル 降霊術 シャーマン性 神々と巨人の対立:巨人との戦争 和平 巨人フェンリル スルト ヨトゥン族 ラグナロク:神々の終末 フェンリルの暴走 ミズガルズ蛇 世界の炎と水 滅亡と再生 象徴と文化影響:戦争と知恵の融合 再生神話 文化的受容 倫理と運命の物語2025/03/21

Ta283

0
少し難解2025/02/01

Mits

0
北欧神話についての本もいくつか読んだけど、これを読んだ新たな発見というと、北欧神話がぜんぜん体系だっていないし、文献ごとに揺らぎがあったり場合によっては名前が違っていたり、そういう雑多な言い伝えの集合体で、時代や地域による異同がかなりあるんだということ。身近な言葉の語源を説明するための逸話とか、もう、日本昔話みたいなもので、そういうものの集まりなんだってのは、割と目から鱗だったかも。キリスト教一色になる前は、そりゃそういうのは当然あったんでしょうね……と。2024/10/15

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