新潮新書<br> 狂った世界(新潮新書)

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新潮新書
狂った世界(新潮新書)

  • 著者名:百田尚樹【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 新潮社(2024/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106110719

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内容説明

多様性を尊重し、犯罪者でも人権を守ろう、どんなときも男女は平等に、子供は大事に育て、隣国とはつねに仲良く――そんな標語のような綺麗事を追求して、世の中は本当に良くなるのだろうか。むしろ、気づけばおかしな方向に進んでいやしないか。理想と現実の間に生まれる歪みを直視し、頭でっかちな正論を市井の常識から一刀両断する、ベストセラー作家による憂国の書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

171
百田 尚樹は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。図書館の予約に出遅れて、本書を漸く読めました。著者の主張には、ほとんど賛成です。どんどん生き辛い世の中になっています。 但し、著者の断筆宣言は、やはりフェイクニュースでしたね(笑) https://www.shinchosha.co.jp/book/611071/2025/05/16

tamami

67
まえがきに、ニコ生「百田尚樹チャンネル」で毎週発行しているメルマガから、「奇妙なニュース」を取り出して再編集したものとある。何を奇妙とするかは本書のツボではあるが、幸い!?その点では著者と私の見方は殆ど一致している。何故そんなクレームをとか、大の大人が冷静に考えればやらずにすむドジなことばかりという記事に、へぇーと思うばかり。あとがきで最近の著者の大炎上発言!が載っていて、さすがにこれはアウトと思ったけれども、取材の記者たちが誰も元の発言を読まずに憶測で取材をしていたとの事、これも奇妙なことと思った次第。2025/01/29

にいたけ

42
「わたしは少し長生きしすぎたかもしれません」あとがきのこの言葉にものすごく同意した。SNSによって色々な事象がわかるようになったけど、どの立場で意見言ってるの的な発言も増えた。水族館のイワシが窮屈そうで可哀想。カンニングを卑怯者と言わなかったら子供は自殺しなかった。小屋に籠城した熊を射殺したら熊が可哀想。言いたい放題な世の中。それに反応しておかしな事を検討することになれば言ったもん勝ち。社会はどんどん劣化していくと思うのだが、対抗すると頑固ジジイになるのだろうな。さてさてどうしましょうか…🤔2025/02/04

inami

41
★3.5 著者は日本保守党の代表、バリバリの右派(笑)にして作家。小説デビュー作品の【永遠のゼロ】や【影法師】、【海賊と呼ばれた男(上・下)】などの小説は実に面白かった。本書はニコ生「百田尚樹チャンネル」のメルマガの奇妙なニュースを取り上げ再編集したもの。「多様性の尊重」、「人権」、「男女平等」、「子供の教育」などに関連して、・・これで本当に世の中大丈夫?と思わざる事件だらけ、思わず笑ってしまう珍事もたくさん紹介されている。よくもまあこんなに集めたものだ 笑2025/02/14

夜明けのランナー

33
相変わらずの百田さん節はどこか共感してしまう。正論すぎて、時々『ちょっと待てよ』とは思うものの、結末にはきちんとオチがついているので、最終的には頷いてる。しかし、世の中のいろいろな物事尺度が変わりすぎているのは、確かだと思うけど、こんな言葉でさえ老害やら○○ハラや言われる世界は正しいのだろうか。2025/06/10

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