内容説明
本書は、21世紀になってから提案された行列分解による因子分析の解の性質、因子分析の解と主成分分析の解の間に成り立つ不等式、ほとんどの回転法の反復計算に使える点で汎用性のある勾配射影法の詳細、について説明する唯一の和書となる。
目次
第1章 特異値分解と行列の諸性質
第2章 主成分分析
第3章 因子分析:行列分解による定式化
第4章 因子分析:潜在変数による定式化
第5章 主成分分析と因子分析の解の相違
第6章 回転基準と最適化アルゴリズム
第7章 回転とスパース推定
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
1
ふむ2025/08/15
J(B)B
0
心理統計学を研究する著者等による研究書です。 サブタイ通り特異値分解をベースに主成分分析と因子分析の数理モデルを整理、比較します。基本的に確率モデルを用いず記述統計に徹します。 「主成分分析と因子分析ってどういう関係なんだ?」という疑問に答えてくれる本です。よく言われる「真逆の技法」というのはほとんど間違いというかコンセプトの一部しか見てないですね。 式展開は非常に丁寧ですが、線形代数を用いた多変量解析理論にある程度明るい人向け。2024/09/17
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