内容説明
「人生100年時代」到来! シニア世代は、どうすれば若者に老害と言われず、若さにしがみつく醜態を晒すことなく年相応の分別と年齢以上の価値を持つ老人になっていけるのか。話題作『死に方がわからない』で「自分のためのよりよき死に方」を追求した著者が、今度は「健やか、かつ美しい老い方」を、古今の書物や専門家へのインタビューをまじえて考察し、とことん探究した、老い方のハウツー本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いざなぎのみこと
11
そろそろ考えるべき大きな問題、どう老いるべきか、健康、お金、家族問題…様々な課題について赤裸々につづり、いかにして美しく退くかに真っ向勝負する一冊。中でも、NPO法人の代表理事方へインタビューして、リアルな老後問題の情報を聞いていたのには頭が下がる。「受け入れ力」と「抗い続ける力」、2つの力が必要という著者の言葉を自分も受け入れ、老いることに抗い続けてみたいと思います。2025/05/29
トト
4
1971年生まれの筆者が残りの人生をどう過ごすか、現状把握から情報収集を通じてシミュレートする過程をエッセイとして書き連ねたもの。平均寿命で80~90、下手したら100歳まで生き続けるかもしれない現在、老後を幸せに過ごせることができるか。難しい問題が山積みで八方塞がり。今後どんな社会になるか予測が難しいが、情報を得る力と、最低限のコミュケーションを取れる力があれば、選択肢の幅が広がる。42歳の無職で身内のない独身者の死体が1年以上放置されたニュースが今日あった。情報弱者、コミュ障の行く末を見た気がする。2025/02/23
ピぃちゃん
2
文章がやや独特なテンポで進むので(筆者が自分で書いた内容に自己ツッコミしたり)、ちょっと読みにくかった。介護サービスにすら接点が無いような人々に横の繋がりを作ることで、互助しあう地域密着型組織のこと。老いのひとつとして、スマホ等を使いこなせないことによるデジタル難民は、私もいつかそうなりそう。使いこなせば便利で簡単に処理可能なシステムだが、それを理解出来なければこれほど難解で、不親切なツールもないだろう。人間としてアップデート出来る限界を突きつけられた気持ちである2025/03/07
ジュリア
1
これを読む年代が60代以降かと思ったが、(著者は50代)妙に難しい事を書いてみたり、ページ数を減らす為かびっしり書いてあって、読みにくい。 2025/05/30
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